久し振りに環境を考えた新築シリーズです
※これまでの記事はコチラ↓
環境を考えた新築①~給湯器編~
環境を考えた新築②~給湯器・発電システム編~
建て替え始動☆の記事にも書きましたが、家作りにおいては予算上エコを最優先に出来ないけれど、なるべく環境を考えた選択をしたいと思っています
今回は木材について
このたびの建て替えは、夫の実家の敷地に1階貸し店舗・2階3階住居の3階建てとなっています(義父・義母の意向により)
1階は鉄筋コンクリートですが、2階と3階は木造のお家です。
木造・・私も「木のおうち」を建てるのが夢でしたから
そこは義父と気が合ってよかったな~と思います
先月取り壊した家は、すべて国産の木材で出来ていました。
壊すのがもったいなかったくらい
(しかも土壁・漆喰などの自然素材も使用)
今回は予算上すべてを国産木材には出来ず・・
柱のみ国産檜を使うとのこと。
それなら内装の床材やキッチンパネルは国産木材で造作キッチンに・・と思ったのですがこれも予算上却下され・・
私達に選択の余地はありませんでした。
でも、私が「木材」特に「木のキッチン」にこだわっていたので
工務店さんが、とある建材メーカーを勧めてくれました。
その会社は外国産のパイン材(松の一種)を使った床材やキッチンパネルを展開しているのですが、ニュージーパインといってニュージーランドの自社森林にて「法正林施業」※として、計画的に伐採&植林されたパイン材を使っているのです。
※「法正林施業」とは森林資源を保護しながら森林面積を減らすことなく一定の周期で一定量の木材を、永続的に収穫できる状態を保つこと
森を活用しながら保護する、ということです。
外国産の木材と聞くと、違法伐採・森林破壊を想像してしまうのですが
こちらの会社の現地法人では、経営する全ての森林で森林管理協議会(FSC)の森林管理認証(FM認証)を取得しており、使う木材は合法木材です。
このメーカーについて詳しくは、キッチンが完成したらお披露目と同時に記事にします~
国産木材は諦めざるを得なかったのですが、外国産でも合法木材でよかったと思わねばなりません
最後に木造住宅と地球温暖化防止について少し・・・
木造住宅は鉄筋コンクリートの住宅と比べ、建材を製造する過程でCO2の排出量が4分の1で済むそうです。
※国土交通省の試算では、鉄筋コンクリートの住宅1戸分の建材を製造する際に排出されるCO2は約80トン。これに対して木造では約20トンとのこと。
またCO2を吸収する木材を伐採するのは、地球温暖化をすすめる原因だと勘違いされがちですが
木は若い時はCO2をよく吸収し、成木になるとCO2吸収力が低下すると言われています。
なので一定の周期で成木を有効活用し、伐採した代わりに植林した方が温暖化防止につながる。
「植林→伐採→活用→植林」というサイクルが大切ということ。
このサイクルの中で発生する「間伐材」を使うことが環境貢献といわれる所以はこのためです。
輸入木材の中には、森林伐採の後に何も植えずに砂漠化が進んでいると言う実態もあるらしい。
それゆえ国産木材が理想であり、外国産ならニュージーパインのような計画的かつ健全な森林経営が行われている木材を選択したい・・というのが私の願いだったのでした~
※これまでの記事はコチラ↓
環境を考えた新築①~給湯器編~
環境を考えた新築②~給湯器・発電システム編~
建て替え始動☆の記事にも書きましたが、家作りにおいては予算上エコを最優先に出来ないけれど、なるべく環境を考えた選択をしたいと思っています
今回は木材について
このたびの建て替えは、夫の実家の敷地に1階貸し店舗・2階3階住居の3階建てとなっています(義父・義母の意向により)
1階は鉄筋コンクリートですが、2階と3階は木造のお家です。
木造・・私も「木のおうち」を建てるのが夢でしたから
そこは義父と気が合ってよかったな~と思います
先月取り壊した家は、すべて国産の木材で出来ていました。
壊すのがもったいなかったくらい
(しかも土壁・漆喰などの自然素材も使用)
今回は予算上すべてを国産木材には出来ず・・
柱のみ国産檜を使うとのこと。
それなら内装の床材やキッチンパネルは国産木材で造作キッチンに・・と思ったのですがこれも予算上却下され・・
私達に選択の余地はありませんでした。
でも、私が「木材」特に「木のキッチン」にこだわっていたので
工務店さんが、とある建材メーカーを勧めてくれました。
その会社は外国産のパイン材(松の一種)を使った床材やキッチンパネルを展開しているのですが、ニュージーパインといってニュージーランドの自社森林にて「法正林施業」※として、計画的に伐採&植林されたパイン材を使っているのです。
※「法正林施業」とは森林資源を保護しながら森林面積を減らすことなく一定の周期で一定量の木材を、永続的に収穫できる状態を保つこと
森を活用しながら保護する、ということです。
外国産の木材と聞くと、違法伐採・森林破壊を想像してしまうのですが
こちらの会社の現地法人では、経営する全ての森林で森林管理協議会(FSC)の森林管理認証(FM認証)を取得しており、使う木材は合法木材です。
このメーカーについて詳しくは、キッチンが完成したらお披露目と同時に記事にします~
国産木材は諦めざるを得なかったのですが、外国産でも合法木材でよかったと思わねばなりません
最後に木造住宅と地球温暖化防止について少し・・・
木造住宅は鉄筋コンクリートの住宅と比べ、建材を製造する過程でCO2の排出量が4分の1で済むそうです。
※国土交通省の試算では、鉄筋コンクリートの住宅1戸分の建材を製造する際に排出されるCO2は約80トン。これに対して木造では約20トンとのこと。
またCO2を吸収する木材を伐採するのは、地球温暖化をすすめる原因だと勘違いされがちですが
木は若い時はCO2をよく吸収し、成木になるとCO2吸収力が低下すると言われています。
なので一定の周期で成木を有効活用し、伐採した代わりに植林した方が温暖化防止につながる。
「植林→伐採→活用→植林」というサイクルが大切ということ。
このサイクルの中で発生する「間伐材」を使うことが環境貢献といわれる所以はこのためです。
輸入木材の中には、森林伐採の後に何も植えずに砂漠化が進んでいると言う実態もあるらしい。
それゆえ国産木材が理想であり、外国産ならニュージーパインのような計画的かつ健全な森林経営が行われている木材を選択したい・・というのが私の願いだったのでした~
どうしても、木材や紙と聞くと、森林伐採を
イメージしがちです。特に外国の木材には。
外国にも間伐材はあるんですね~~
そうですよね。
しかし、とってもいい工務店さんですね!
そしてやっぱり、国産の木材って高いですよね。。
子どものおもちゃとかみていても、国産の木を
使ったものって、とてもじゃないけれど我が家は
手が出せそうにないです・・・・・・。
出来ればそういう物を与えたいと思うのですがね~
コストも下がれば、もう少し国産ものが
色々流通するのに・・・と、安易に考えてみたり
しています。
キッチン、楽しみに待ってますね♪
大変ご無沙汰しております。。
留守中の訪問とコメントには大変感謝しております。。『ありがとう!!』
winさんのブログに久しぶりに訪問できたことに嬉しく思います。
また気まぐれですが訪問させてもらいますね♪だめ?いいよね?へへ。。
それでは、では・・・。ニコッ
合法でない外国産木材のものを使っていると思います><
木材や紙に関しては、安価なもの→安い木材で大量生産→安い木材は
適正な管理のされていない森林から伐採された木材・・という図式が
予想されますので、できればそういった原料のものは買わないのが
一番ですが(消費者が買わなければ企業も売らない)
おおむね、私達には知る由がありませんものね~☆
聞ければ聞くようにはしてますし、企業にメールで尋ねたこともあります。
でも今回の建て替えにおいては予算もあることだし、全てをこだわることは出来ませんでした。
やれることはやった・・という感じ。。。
工務店さんが理解があってよかったです^^
昨年夏頃?以降、とても大変そうでしたので
途中からコメは控えてました。。。
またコメ入れさせて頂きますね!
こちらにもいつでも遊びにいらして下さい♪
合法でない、ということは、違法って事ですよね?!
おそろしい!
今まで、木材の伐採に違法や合法があることすら
知らなかったです!
知らず知らずのうちに、そんなものを
買っているなんて。。。
ペーパークラフトを少しするのですが、
その時も、聞いてみないといけませんね!
紙でもやっぱり、かなりお値段変わってくるので
しょうか??
こうして目に留めてくれてるのが嬉しいです。
「違法伐採」や「破壊的な伐採(切りっ放しなど)」という現実が
地球規模で深刻な問題となっています。
それは、原材料や製品として日本国内にも輸入されています。
しかし私達にそれを見抜く手立てはありませんから
私達にできることは、、、
・なるべく再生紙(リサイクル品)を使うことで資源を無駄にしない
・FSCマーク↓のついた認証商品を使うことくらいでしょうか。。。
http://www.wwf.or.jp/activities/nature/cat1219/fsc/
紙でも何かしらの認証がついたものは少しお高いですね~><
私もエコクラフトをやりたいので、いろいろ模索中なんです。
ペーパークラフトなら認証の色画用紙とかありそうです!^^
でも無理のない範囲で。。。私も建て替えでは
無理できないので^^;