昨年11月に、東京駅ステーションギャラリーにある復原前の赤煉瓦を見てきました。
その前に休日の東京駅を。
2017年に芝生で整備された東京駅丸の内駅舎前の広場。
すっかりきれいになっていてびっくり。ここの白い道が行幸通りにつながっています。
昔、北口から乗り降りしていたバス停はなくなって、端っこに追いやられて?いました。
このアングルが、人が写らなくて好きです。
さて、北口改札前にある東京ステーションギャラリーへ。入場しないと赤煉瓦は見られないので入場券を買う。
開催されている美術展に興味はなかったけど、見たら見たで感動しました。
一通り見たら通路へ。通路の壁が復原前旧駅舎の赤煉瓦(創建当時)です。
※ここだけでなく2階展示室内も煉瓦壁です。
煉瓦の表面がデコボコなのは創建当時は漆喰が塗られており、漆喰がうまく乗るようにこのようになったということです。
所々黒いのは、壁に釘やネジを打ち付けられるように埋め込んだ「木煉瓦」。
太平洋戦争末期の空襲で東京駅が焼け落ちた時、炭化したものだそうです。
戦災の爪痕ですね。
間近で見ると感慨深いものがあります。
階段室にはかわいい照明とステンドグラス。
復原前の駅舎中央にあった、旧ステーションギャラリーから受け継がれたらしいです。
以前南口の回廊から下を撮りましたが、今度は北口回廊にも出て撮ってみました。
過去記事☆東京駅丸の内駅舎☆南口2階回廊
前にも書きましたが、
ドーム床の模様は、旧ドームの戦後修復時の天井を転写したものだそうです。
(ジュラルミンで仮に造られたパンテオン風のドームの転写)
そして通路には模型や、発見された創建当時の建築部材などが展示されています。結構ワクワク!
大正3年、最初の東京駅。
昭和53年、戦後の修復工事後の東京駅。
昭和~平成の初めにかけて、私には一番馴染みのある姿。
そして大正時代復原後の東京駅。2012年完成。
東京ステーションギャラリーだけでなく、北口回廊もなかなか見ごたえあって時間を費やしました。
ステーションギャラリーは展示内容にもよりますが、それほど知られていないのか混んでおらず観光としても穴場です。
駅舎前はすごい人です!
最新の画像[もっと見る]
- 2024年☆年末のご挨拶 6日前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~ 2週間前
「ノスタルジック東京」カテゴリの最新記事
- ノスタルジック東京64~もうすぐ一時休館に入る学士会館~
- ノスタルジック東京63☆2019~2020年の五反田
- ノスタルジック東京62~杉野記念館の見学記録(2019年オープンしなけん)~
- ノスタルジック東京61~ほぼ2021年の台東区入谷~
- ノスタルジック東京60~2019年から2021年の台東区千束の一部と竜泉~
- ノスタルジック東京59~台東区下谷その3(2020~21年)
- ノスタルジック東京58~台東区下谷その2(2020年~2021年)~
- ノスタルジック東京57~台東区下谷その1・旧坂本小学校他(2020年~2021年)~
- ノスタルジック東京56~台東区根岸・旧陸奥宗光邸、矢島写真館他~
- ノスタルジック東京55~台東区根岸(2019年~2021年)~
レンガはいいですねぇ~
埼玉の深谷駅のレンガ駅舎も気になってますが、近そうで遠いのでなかなか行けそうにありません。
駅周辺も煉瓦を模した建物があるらしいですね。
煉瓦蔵など煉瓦の古い建物がいっぱいある町だと聞いたので、
古い建物マニアとしてはプチ遠征の計画には入っています笑