札幌駅と青森駅を結んでいた、急行列車はまなす。
北海道新幹線の開業により青函トンネル内の電圧が変更され、従来型の電気機関車では牽引することが出来なくなることもあり
廃止されることになりました。最終列車が上りの札幌駅青森駅行きが20日に、下りの青森駅発札幌駅行きが21日に運行されました。
最終列車を見に行くことが出来なかったので、3月17日に札幌駅発青森駅行きの列車を見に行きました。
ゆっくりと、最初の停車駅の新札幌駅に到着。
ホームの灯りに照らされた客車。
夜汽車という言葉がたっぷりな風情。
私も10年前に乗ったことがあります(自由席)。
その際の記録はこちら。 その1 その2
鉄道ファンに見送られ、ホームを離れていきます。
最後のB寝台連結の急行列車は闇の中に消えていきました。
急行はまなすのヘッドマークは札幌市厚別区にある、北海道博物館にも展示されています。
札幌駅22:00発の急行はまなすに乗車すると、青森駅に翌日の5:39に到着してから、青森駅発の鈍行(6:00発)を使って
新青森駅に行き(6:04着)、新青森駅発の朝一の東北新幹線(6:17発)に乗って、東京駅に9:23に到着出来ました。
北海道新幹線開業後は、札幌駅発6:00のスーパー北斗に乗り、9:11に新函館北斗駅で下車、9:31に新函館北斗駅発のはやぶさ16号に
乗車して東京駅着は14:04が最速となります。
時間的には11時間23分が8時間4分と短縮されていますが、果たして便利になったのかどうなのか?と個人的には思っています。