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札幌初の舗装道路

2007-06-06 20:51:13 | 札幌・歴史探訪

  
  札幌の初夏の催し「YOSAKOIソーラン祭り」が今日から始まりました。

  10日の日曜日まで行われるのですが、土日は大通公園の脇を走る
 北大通と南大通。駅前通や三越前や丸井今井前などは、道路を通行止めに
 して踊るわけです。


      そんな札幌中心部の道路舗装率はほぼ100%。

    札幌の道路で最初に舗装されたは、大正13(1924)年。
  それは北三条通りの道庁正門から駅前通までの117.27mです。


    
         札幌舗装道路発祥の地 碑
    (札幌市中央区北2条西4丁目 三井ビル北側歩道)
    

  歩道はアスファルトで舗装し、車道は木レンガで舗装されたそうです。

  木レンガは、縦15cm・横9cm・厚さ8.5cmのブナ材を使ったそうです。
 ですが、冬に木レンガが浮き上がる欠点があったので、昭和5(1930)年に
 木レンガの上からアスファルト舗装されました。

  今でも、アスファルトの下には木レンガが残されているそうです。

  ちなみに、この記念碑は道路下から掘り起こしたものの一部を使って
 作られています。


  車道と歩道の境界として植えられた、道路脇のイチョウ並木ですが・・・。

  大正14(1925)年に荒川の堤防用に育成された樹齢19年のイチョウ32本を
  東京土木事務所から譲り受けたものだそうです。

             
           大正14(1925)年 当時

      
           平成19(2007)年  現在
             
       大変立派に育ちましたね~


    当時と町並みはすっかり変わってしまいましたが、
  道庁赤れんが庁舎とイチョウ並木の風景はこれからも
   変わらない風景であってほしいと思います。

 

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