札幌の初夏の催し「YOSAKOIソーラン祭り」が今日から始まりました。
10日の日曜日まで行われるのですが、土日は大通公園の脇を走る
北大通と南大通。駅前通や三越前や丸井今井前などは、道路を通行止めに
して踊るわけです。
そんな札幌中心部の道路舗装率はほぼ100%。
札幌の道路で最初に舗装されたは、大正13(1924)年。
それは北三条通りの道庁正門から駅前通までの117.27mです。
札幌舗装道路発祥の地 碑
(札幌市中央区北2条西4丁目 三井ビル北側歩道)
歩道はアスファルトで舗装し、車道は木レンガで舗装されたそうです。
木レンガは、縦15cm・横9cm・厚さ8.5cmのブナ材を使ったそうです。
ですが、冬に木レンガが浮き上がる欠点があったので、昭和5(1930)年に
木レンガの上からアスファルト舗装されました。
今でも、アスファルトの下には木レンガが残されているそうです。
ちなみに、この記念碑は道路下から掘り起こしたものの一部を使って
作られています。
車道と歩道の境界として植えられた、道路脇のイチョウ並木ですが・・・。
大正14(1925)年に荒川の堤防用に育成された樹齢19年のイチョウ32本を
東京土木事務所から譲り受けたものだそうです。
大正14(1925)年 当時
平成19(2007)年 現在
大変立派に育ちましたね~
当時と町並みはすっかり変わってしまいましたが、
道庁赤れんが庁舎とイチョウ並木の風景はこれからも
変わらない風景であってほしいと思います。
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