狼さんと羊さん

写真付きで札幌の日記や乗り物の趣味を書くならgooブログ

月寒の赤レンガ

2006-09-09 21:16:27 | 札幌・歴史探訪


          札幌に残る、旧日本軍の施設です。
   旧北部軍指令官官邸 (豊平区月寒東2条2丁目)

 明治29(1896)年、屯田兵編成だった、第七師団が常設の第七師団になり
月寒村(現・豊平区月寒)に野戦独立歩兵大隊が置かれました。明治32(1899)年
に、歩兵第二十五連隊となります。昭和20年の終戦とともに解隊されました。
   (終戦時、二十五連隊は樺太の守備に当たっていました)

      
この建物は、昭和15(1940)年に、北部軍指令部(陸軍の東北・北海道を統括する)が月寒に置かれたことに伴い、翌年に完成した。司令部官邸として使用されました。
 終戦後は、進駐軍に接収されますが、北海道大学の学生寮として昭和58(1983)年3月まで使用されていましたが、札幌市が譲り受け、昭和60(1985)年6月に
つきさっぷ郷土資料館」として開館しました。運営は地域住民の方達によって行われています。
         赤いレンガ造りで重厚感を感じます。


             建物の中には・・・

     開拓時代に使われた農機具が展示されていました。
   (月寒には明治4年に最初の入植者が入ったそうです)
      

      歩兵第二十五連隊と北部軍指令部に関する資料
      

         昔の生活用品が展示されています
      

  現在、この建物の周りには、月寒中学校や道立月寒高校や月寒体育館
などがありますが、これらは、歩兵第二十五連隊跡地に建てられたものです。

          昭和初期の連隊の写真です。
      

  昭和15年、建物の前の道路(白石中の島通り)には、官邸の周囲の景観を
整備する為にポプラが植えられました。
          
 
 月寒の街の形成に大きな役割を果たした歩兵第二十五連隊。
     月寒の街を歩くと、何かと連隊に関連します。


  
交通アクセス

 地下鉄東豊線 月寒中央駅               徒歩15分
 中央バス(系統番号 61番・75番) 月寒2条2丁目 下車 すぐ

 開館日時 毎週水・土曜日 10:00~16:00 (4~11月)  

 入場料     無料


                             関連事項、続きます。
    

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???な駐車場

2006-09-07 22:44:53 | 札幌発

 昨日の道立文書館別館の写真にも写っていますが、ガラス張りの地下道入り口
があります。降りてみました。
      
      この入り口は、北1条地下駐車場の入り口です。

   公共地下歩道と書いてある案内板の横に気になる張り紙が・・・。
            
      地下道は、地下鉄駅に繫がっていないって・・・
      
          地下2階構造になっていました。
      
        立派な地下歩道です(地下1階部分)。
    この日は雨が降ってましたが、人はまばらです・・・
      
     壁には、道内を走る国道の昔の写真が飾られています。

 レストスペースと呼ばれるスペースには、マルチビジョンが設置されています。
    マルチビジョンには、道路情報が流れていました。
      
  お休み場所には絶好の場所ですね、人もまばらですし・・・
     
     まあ、ぶっちゃけるとサボり場としては最高です!
   地下歩道に道路情報は必要なのか疑問ですが・・・


         
  地下2階部分は、駐車場になっています。163台駐車出来ます。
      地下歩道とは反対に、結構利用されています。
          二輪車も駐車出来るそうです。

   この駐車場、北海道開発局によって設置されました。
  国道の下にこのような設備を造るのには、かなりの税金が・・・。

 道庁や中央警察署が近くにあるので、駐車場の利用価値は高いと思います。
ですが、地下歩道はなんとかした方がいいですね。

    サボり場以外の利用方法を考えた方がいいと思います。

  
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ひっそり佇む建物

2006-09-06 23:06:38 | 札幌・歴史探訪

 病院に行った後に通りかかった建物です、病院の名前がばれちゃいますね

  旧庁立図書館 『現・道立文書館別館』 
                  (中央区北1条西5丁目  北1条通り沿い)


 大正15(1926)年に、札幌で最初となる本格的図書館として建造されました。
細部に装飾が施され、古典様式を基調とした凝った作りになっています。

       

昭和42(1967)年まで使用され、道立近代美術館(後に道立三岸好太郎美術館)
として使用されて、現在は道立文書館別館として使用されています。

    現在、内部は一般に公開されていませんのであしからず


  ひっそりと北1条通に佇む、レンガとコンクリートで建造されたこの建物。
      今のビルにはない味を醸し出しています

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時計台で音楽を

2006-09-02 22:08:41 | 札幌発


    札幌の代名詞 「時計台」 (中央区北1条西2丁目)。

        このブログの1回目の記事も時計台でした。
       

   昨日、合唱部時代の後輩が時計台ホールでリサイタルを開きました。

         ところで、時計台ホールって何処?

 札幌生まれの札幌育ちの私、時計台の隣の時計台ビルに入っているんだと
思っていたら・・・。

     時計台ホールって時計台の2階なんですね・・・

平成10年から、このように一般に開放されているそうです(有料・17:30~21:00)。


       
    木製の椅子が並んでいました。ピアノも備えてあります。
   さすがに音楽ホールではないので、音の反響がそれなりに・・・。

          音楽ホールにない味もあります。
 毎時0分になると、鐘が鳴ります(時計台だから当たり前か)。何よりも雰囲気が
違いますね。

  このような、コンサートのような使い方もありますし、講演会、結婚式にも
使用できるそうです。
       

  へえ~、結婚式もできるんだ~と思いつつ、聴きに来ていた先輩夫婦と
お子さん、後輩と私の5人でご飯を食べに行った昨日の夜の出来事でした・・・

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(*^-^*)(*^-^*)