札幌で最古の寺院で日蓮宗の寺院です。
妙見山 本龍寺
(札幌市東区北14条東15丁目42)
本堂
慶応4(1868)年、大友亀太郎が妙見堂を創立したのを始めとする札幌最古の寺院です。
開拓使の島義勇判官は困難な札幌開拓の成就を祈願し兜の八幡座に守護神として「開運妙見大菩薩」を奉持していました。
開拓のさなか、大友亀太郎は苦労のために眼病を患って失明寸前になっていました。
これを気の毒に思った島判官が「これを信仰せよ、必ず治ると思いなおせ」と、兜の小尊像を亀太郎に授与されます。
亀太郎が感激して一心に信仰したところ、霊験あって盲目を免れました。
「霊験なるなれば、報恩謝徳のために一寺建立をなせ」という判官との約束のもと、授与された妙見大菩薩の小尊像は、札幌村の鎮守として
奉安祭祀されました。
妙見堂