「あほリズム」
(574)
かつては平凡な生活に飽き飽きして変化を望んだくせに、
やっぱり平凡な人生こそが幸せだったと言うのは不幸である。
(575)
しかし、君が変化を望んだことは決して間違いではなかった。
何故なら、生成とは変化することなのだから。
(576)
失って気付く幸せなど幻想でしかない。平凡な人生は決して
幸せではなかったのだ。浮き沈みだけで人生を語ってはならない。
(577)
人は幸せになるために生まれてくるのではないのだから。
何かの目的のために生れてくるという考えは「有神論」である。