「広島県内のコロナウイルス感染者数19名 2020年4月8日現在」
東京とその隣接県では新型コロナウイルスの感染拡大を阻止するた
めの「緊急事態宣言」が発令されて、ニュースはもっぱらそればかっ
りで、もちろん広島県にも感染者が確認されているが、2020年4
月8日現在で感染者19名、さすがに東京ほどの危機感を感じないで
生活しているが、それは、東京発のコロナウイルス禍一色の全国ニュ
ースと、それでもまだのんびりとした春の訪れを伝える広島ローカル
局のロケ番組との格差に如実に感じることができる。更に都市部を離
れれば、「緊急事態宣言」とはどこの国の話かと思うほど実感とかけ
離れている。もちろん、広島県の感染者もジワジワと増え始めている
が、それは海外や都市部からの帰広者がほとんどで、所謂クラスター
感染には至っていないように思う。街中はさすがにパチンコ屋の客は
減ってはいるがそれでも営業を続けているし、サウナのある温泉施設
も一部はサウナを止めているが複数の施設ではいつも通り営業してい
る。たしかにマスクは品切れだが、そもそもそれほど必要と思わない。
ただ、テレビを点ければ東京発の全国ニュースがひっきりなしにコロ
ナウイルス禍を伝えているのが不気味でしかたない。