前売り券を買えば割安になる事は、十分にわかっている。
だが、いつもは、ほとんど衝動的かつ即物的に行き当たりばったりに映画館に出かけるので、めったな事で前売り券を買って計画的に行動するという事は少ない。
というか、経験上、前売り券を買っておくと、かえって心配事が増える事になってしまう。
つまり、
前売り券を買った映画の上映終了日を常にチェックしなければ、せっかく前売り券を買った映画の上映が終わってしまっては意味が無い。
前売り券を買っている事を忘れてしまい、それと同じ映画を正規料金で見てしまう恐れがある。
の心配事を解消するためには、ロングラン確実な映画だけをセレクトして前売り券を買えばいい。
のだろうが、いくらロングラン確実と思ったものの、公開と同時に映画がコケてしまう可能性は常にある。
の心配事を解消するためには、買った前売り券をいつも持ち歩けばいい。
のだろうが、例え肌身離さず持ち歩いていても、うっかりするときにはうっかりしてしまう物だし。
ここ最近、ワタクシの脳年齢の上昇加速度が格段にアップしてきた、という実感があるので、どうにも前売り券を有効活用する自信が無い。
その上、早々と前売り券を確保して意気込んで映画館に向かったマトリックス・レヴォリューションズを観た後、
「あわてて前売り券を買う必要があったのかどうか?」
という感想を抱いてしまった時からは、前売り券というやつに興味が無くなっていた。
だが、
5月20日から上映開始の映画、ダ・ヴィンチ・コードの前売り券を買ってしまった。
前売り券のオマケに付いたペンライト付きボールペンに目がくらんでしまったからではない。
決して、、、、、、、