lizardbrain

だらだらぼちぼち

粗忽長屋

2007年10月08日 11時13分08秒 | 無駄話

上原ひろみが、ギターを加えたカルテットでアルバムを出したのを知りながら、いまだにそのアルバムを聴いていない。
そろそろ、レンタルCD店で探してみようか? と思った矢先、、、、、、

このギターを加えたカルテットでのライヴが告知された。
ツアースケジュールを見ると、関西方面では、とりあえず、11月のZepp Osaka、12月のNHKホール。
Zepp Osaka なら近いし、早めの開演時刻なんで帰りも楽できそうだし、会場が狭いので、少々後ろの席だったとしても近くで見れる。
ワタクシ自身の12月の予定が、かなりたてこんでいる事もあり、NHKホールには目もくれず、Zepp Osakaのライヴ1本に絞って、チケットぴあの会員先行抽選に参戦したところ、あえなく抽選負けしてしまった、、、、、、
友人からの頼まれチケは別として、このところ、自分が取りたい先行抽選には、順調にことごとく勝利してきたので、
「そうさ、どんな無敵のチャンピオンでも、いつかは負ける時が来るものさ、、、、、、」
とため息をつきながら、一般発売の初日に勝負をかけるべく、体調維持に努め、精進の日々をすごしていたある日の事。
めったな事で立ち読みをしない主義のワタクシが、書店の店頭で見かけたぴあをパラパラめくっていると、小さい文字がぎっしり詰まったチケット発売スケジュール欄の上原ひろみの項目に、プレミアム先行という文字が踊っていた。
プレミアム先行というのは、ネットではなく、雑誌のぴあ読者限定の先行販売で、9月23日14時からプレミアム販売を行うという意思表示があった。
だが、それを知った時点で、既に9月23日は過ぎ去っていて、9月23日14時というと、綾戸智恵10周年ライヴの開演前に、ブラブラと時間を持て余していた頃ではないか、、、、、

常々、ぴあのメルマガを購読しているという安心感からか、めったな事で雑誌の方のぴあを買う事はおろか、立ち読みで情報収集する努力を怠ってきたツケが回ってきたのか?
と、大いに反省しながら、今後の生活習慣に『立ち読み』の項目を追加しながら、一般発売開始日の9月29日を迎えた。

この日、とある映画館のウェイティングルームで、午前10時の受付開始からケータイ片手に、チケットぴあとローソンチケットに電話攻撃をかけるが、どちらも一向に電話がつながらない。

ようやく電話がつながったのが、午前10時23分。
胸をなでおろしてPコードを入力したところ、
「この公演の取り扱いは終了しました。」
という、音声ガイドから冷酷なお言葉が、、、、、、
つまり、既に売切れていた、、、、、

先日、岡山くんだりまで行って拝聴した山下洋輔の得意技と言えばヒジ打ちコブシ打ちだが、なんのなんの、上原ひろみもこのワザの使い手である。
2006年に上原ひろみを初めて見た時には、ブっ飛んだもん。
椅子席設営時のキャパが940人というZepp Osakaなら、たとえ後方席でも、ヒジ打ちコブシ打ち足蹴り奏法を鑑賞できるだろうという期待を持っていたのに、上原ひろみのすんごい人気ぶりに完敗したのだ。

今後、こういう失態を繰り返さないように、キョードー大阪のメール会員に登録しておいたのだが、全てはプレミアム先行の件を知らなかった事が敗因であろう。

よ~し、頑張るぞ~
立ち読み、立ち読み

で、この日、観た映画は『エディットピアフ愛の賛歌』だったのだが、開演前にちょっとした不正行為を目撃してしまった。

入場の呼び出しアナウンスに従い、スクリーンに向かったのだが、エスカレーターを上がった先にコンセッション(売店)があったので、アイスクリームを買おうと並んだ時だった。
ワタクシの先客は、20代と思しき若い男女の3人組で、ポップコーンやらドリンク類やらを注文し終えて、レジの前の支払い用のお皿に¥1400を置いて、商品の受け渡しを待っていた。
で、注文商品を全部受け取った後で、コンセッションの女性スタッフと3人組男女の先客の間で、何やら、ヒソヒソと話し始めた。
客の方は、
「えっ、ほんまにエエんですか~?」
と驚いているし、女性スタッフの方は、声には出さないが笑顔でうなずいている。
女性スタッフんは、先ほど、支払い用のお皿に置かれた¥1400のうち¥1200を客に返して、レジを操作し始めた。
オーダー間違い、あるいは入力ミスという処理をしていたのだろう。
そうしてお会計合計¥200にまで引き下げた後、先客達は、いかにも
「ラッキー! 儲かった、儲かった!」
という顔で劇場内に消えていった。

ま、
状況から察すると、この女性スタッフと先客3人組が顔見知りだったので値引きサービスを行ったと言うことが一目瞭然なのだが、この時、ワタクシは、彼らのすぐ後ろで目撃していたのである。
すぐ後ろで目撃していたワタクシが注文したハーゲンダッツ・バニラに関しては、しっかりと正規料金¥300を徴収されてしまったのだ。
ワタクシにも値引きサービスをしてくれたのならいざ知らず、客によっては料金を引き下げるという悪質な商法に憤慨して、上映後の帰りがけに、映画館のおエライさんにチクってやろうと決意しながら、エディットピアフに会ってきた。

ところが、映画が終わった頃に、先ほどのコンセッションで出来事を
「チクってやろう」
と決意した事をすっかりと忘れていて、気付いた時にはエレベーターで地上に降り立っていた。

誹謗中傷は主義ではないので、ここでは特に名を秘すが、
9月29日、午前10時52分。
とあるナンバのマルイが入っている
とあるビルにある、
とある東宝系のシネコンでの、チケットカウンターのフロアからエレベーターで上がった所にあるコンセッションでの出来事であった