WOWOWでは毎日大量の作品が電波に乗っけて送られているわけで、とてもとてもすべてをカバーできるわけではなく、どうしてもこれまでに視た事の無い作品を優先しての留守録という事になってしまうが、たまには知ってる映画を観たくなる事もある。
『あの頃ペニーレーンと』は、リアルタイムで大阪の映画館で鑑賞した記憶がある。
2000年に製作されて2001年に日本公開されたらしいので、その時に観ているわけだ。
以来、順調に日々薄れていく記憶の中では、ペニーレーンという女の子が主人公だと思っていたが違っていたみたいで、憶えていないシーンの方が多かった感覚で新鮮な気分で鑑賞できた。
あとで知ったのだが、今回放映された特別編集盤というのはDVD化する時に再編集した物で、元々あったシーンが一部カットされていたり、未公開シーンも大量に追加されて映画館で上映されたオリジナル版よりも38分も長くなっているらしい。
「そこまでするなら別の映画じゃないか」などとの口コミも目にしたが、特別編終版だったのが新鮮さの一因だと思う。
ピーター・フランプトンの登場シーンに気づけなかったのは、ワタクシの注意散漫だった事は言うまでもない。