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最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

2017年バルト3国・ロシア旅行⑦ 第5日目・タリンからナルバをへて国境を越えロシアに入国

2017-05-06 23:17:06 | 山・旅行

    【2017年3月11日 】    バルト3国ロシア旅行・第5日目

 
 【3月11日(土)】   第5日目  タリンからロシアのサンクト・ペテルブルクまで

  【第5日目:タリンからサンクト・ペテルブルクまで】
    6:00am起床-7:00朝食-8:30ホテル出発-12:00国境の街ナルバ着(ナルバ城と
   国境の川を挟んだロシアを見る)-12:30レストランで食事-13:30国境検問所へ(1時間以上
   かかって国境を通過鶴、時差+1h)-18:50サンクトペテルブルクのホテルにチェックイン 

   

  今日は、最終訪問国・ロシアに入国する。国境の街・ナルヴァへ行き、そこから川を越えるとそこはロシアだ。移動距離は前日より短く200kmあまりだが、今までとは違うロシアとの国境だ。緊張する。

                   【 ホテルの部屋にて 】 
    

 遅めの朝食をとりに階下のレストランに行く。ここも豊富な食べ物が並んでいる。

   
                               【 豊富に並ぶ食べ物 】

 欲が出て、ついつい食べ過ぎてしまう。

                    
                         【 いつものように欲張った朝食 】

 ホテルを8:30に出発する。ナルバまでは、特に寄るところはない。雨模様の空の下、ひたすら殺風景な道を走る。10:30、取れ休憩のためガソリンスタンドを兼ねたレストハウスに駐車するが、なんとトイレが故障して使用できないという。周りは大地が広がるだけで、店や建物はもとより人家の見当たらない。どうするのかと思ったら、先のガソリンスタンドまで更にバスを走らせる。

 20分後にドライブショップに到着。無事にここで用を足す。アイスとおやつを数点購入。
                                               


 12時前、ナルバ市街に到着。昼食の前に『ナルバ城』を見学する。この旅行中、初めて傘をさす。どういう訳かずっと北に来ているはずだが雪も少なく、そんなに寒くはない。

 正面に見える城の形、何かを連想すると思ってしばらく考えていたが、そう!その建物の形のひょうきんなイメージが、彦根のゆるキャラの『ひこにゃん』にどこか似ているのだ。

       【 雨の中、「ナルバ城」へ 】       
        
                                 

 その『ひこにゃん』を目指して広場を歩いてふと振り返ると、小屋の影に、何やらの銅像。近づいて見てみてびっくり。なんと「レーニン像」なのだ。1991までは確かにソビエトの地だったが、その後独立して今はエストニア共和国。そこに、壊されもせず《どうしてこんなところにあるのか》と驚く。
 ソビエトが崩壊した時は、あちこちにある「レーニン像」が引き倒される映像がテレビの画面でも流されてそれを見た記憶があるが、エストニアでは、どんな反応だったのだろう。そういえば、リトワニア、ヴィリュニスのカテドゥロス広場で、《バルト3国の独立を最終的に承認したゴルバチョフ書記長の銅像を建てたらいい》という冗談半分の流言だか、あるいは本心だかわからない言説があると聞いたが、そういう複雑な事と関連があるのかな、とふと思ったりもした。
 まあ、こんなところで「レーニン」に合うとは思いもよらなかった。
 

                 
                                      【 どういう訳か、この場所に?「レーニン像」 】

 レーニン像を後に、「ひこにゃん」の城の向こうにある「ナルバ川」の見えるところを目指す。


             
                         【 川の向こう側はロシア-「イワンゴロド城」】

 2つの城(要塞)が対峙した間を流れる「ナルバ川」は、水量が多く、思いのほか流れが速かった。これだと、川を渡って密入国(出国)するのは難しダ郎と思われるくらいだ。大きく曲がった左川に国境を渡る橋が架かっている。

 急流をしばらく眺め、これから向かうロシアの方を見渡し、だだっ広く何もない城内の敷地をバスの方向に移動する。

        
 

 昼食は、ナルバ市内のレストラン。いつもと同じ午後1時半過ぎの遅い昼食。

                         
                            【 昼食レストラン会場 】

 バルト3国最後の食事だ。2ユーロのビールを1杯注文する。
    
              

  
                          
                               【 レストランノウェイトレス 】

 食事がすんで、いよいよ国境である。今まで2つの国境をバスで越えてきたが、今回は「シェンゲン協定」外の国に移動するから、少しわけが違う。それまでに逃げなくカメラのシャッターを押してきたが、添乗員から撮影控えるよう注意を言い渡される。(だから写真は無し)

            
               【 国境検問所に向かう 】

 なんとなく物々しい雰囲気が漂う。検問所に到着すると、皆多少緊張する。一見兵士かと思わせる物々しい様子の係員がバスに乗り込んでくる。ひとり一人のパスポートと顔を見比べにこりともせず作業を進める。「おまえ、降りろ!」と言われはしまいかと、緊張する。やっと全員の目通しがおわりやれやれと思ったが、それからが長い。なにやら、トランクの荷物検査もするらしい。
 反対側の車線の検問所を見ると、ロシア側からくるトラックが長い列を作り、その横をさらに長い人の列がずっと続いていた。待たされること1時間くらいだろうか。ようやくバスが動いたと思ったら、橋を渡ったロシア側で、また検問。
 検問所を通過するためナルバ側でバスに乗ったのが13:30。検査が終わり、ロシア側でバスが出発したのが14:50。(時差+1hで、ロシア時間では15:50)従って、1つの橋を渡るのに合わせて1時間20分近くかかった事になり、ようやく解放された気分で国境を通過する。

 あとは、今晩泊まるホテルに行く退屈な道のりをバスは進む。

 ロシア時間午後6時50分、ようやくサンクトペテルブルクのホテルに到着。

                            

 夕食のメニューは、「ビーフ・ストロガノフ」。本場の料理はどんなものかと期待していたが、日本のモノの方が良かったように思える。

        

 それまでの夜は、外出したり、到着が遅くなったりで疲れて、カバンに詰めてきたウィスキーを開ける機会がななっかが、ここはアイスペールもおいてあり、氷のサービスも有ったので、部屋でいっぱいやることにする。
    
          【 部屋で一息入れる 】
                                    

 おかげで、げっすり寝ることができた。あしたは、いよいよ「エルミタージュ」だ。

                                    
                                                【 つづく 】


     【2017年バルト3国・ロシア旅行(その8)            
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     【バルト3国5日目タリン・ナルバからロシアへ入国】
     
   


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