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【2017年3月12日 】 バルト3国ロシア旅行・第6日目午前
【3月12日(日)】 第6日目午前 サンクト・ペテルブルク市内とエルミタージュ美術館見学
【第6日目:サンクト・ペテルブルクのエルミタージュ美術館】
7:00am起床-8:00朝食-9:30ホテル出発-血の上教会-10:30エルミタージュ美術館入場
-見学(各自昼食後自由行動)-15:00同館退出-サンクトペテルブルク市内観光(聖イサク教会・青銅の騎士像
・ネバ川の氷の上を歩く)-16:20イースターエッグのファベルジュ博物館見学-18:30夕食-19:30
市内の夜景見学-20:30ホテルに戻る
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グーグル地図より
初めてのロシアである。当然ソ連時代も来たことはない。今までの中で、地球の最も北の地域に来たことになる。緯度から言えば、樺太(サハリン)の北の端よりも更に北極に近い北緯60度近くである。京都が北緯35度あたりだから、25度も太陽が傾いて見えることになる。それにしては、思ったより寒くない。ホテルの部屋の中にいるせいかもしれないが、極寒の世界にいるという気はしない。
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ロシア時間、午前7時前に起床し窓の外を見ると薄暗い景色の中に、川面が凝りついているネヴァ川が見える。
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【 ホテルの外観 】
出発は9時半の予定だったので、朝食後、外に出てみることにする。
街はまだ眠っているようである。
8時半にしては車の量が少ないと思ったら、今日は日曜日だ。
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どんより曇って、太陽がどこにあるのかわからない。
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道を渡り、ホテル前のネヴァ川の岸を覗いてみる。川面はやはりガジガジに凍っている。
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ホテルに戻り、朝食をとり、エルミタージュの開館時間に合わせたという、9時30分に出発する。
最初に向かったのは、ホテル近くの「ペトロハブロフスク要塞」の見える「ヴィルジェヴァヤ広場」だ。帆船のマストに船首の飾りをつけたようなモニュメントが2本立っている。
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凍ったネバ川の向こうには、これから向かう『エルミタージュ美術館』が見える。
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【 凍りついたネバ川の向こうには「エルミタージュ美術館」が 】
しばらく凍てついた景色や、その向こうの『ペトロハブロフスク要塞』を眺める。
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バスは、まっすぐ『エルミタージュ』には向かわず、要塞の周りを回り込むように走り、「トロッキー橋」を渡って、次の目的地『血の上の教会』に向かう。
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【「血の上の教会」=「スパース・ナ・クラヴィー大聖堂」】
この教会は、ロシア皇帝「アレクサンドル2世」が暗殺されたその場所の上に建てられたという。モスクワの『赤の広場』にある『聖ワシリイ大聖堂』を連想させる。『聖ワシリイ大聖堂』と言えばロシアのシンボルのようなものだ。チャイコフスキーのレコードのジャケットに印刷されたものを何度も見てきたが、目の前の本物の「ロシア正教会」の建物を見ていると《ロシアに来たんだ!》ということを実感する。耳の奥にはチャイコフスキーの「交響曲第5番」が鳴り響く。
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【「赤の広場」の『聖ワシリイ大聖堂』】 ウッキペディアより転載
いよいよ「エルミタージュ美術館」に入場の時間が来た。
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【 「天使の階段」が入場者を迎える 】
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フランスの『ベルサイユ宮殿』にも驚いたが、ここの豪華さにも目を奪われる。どれだけ庶民から富を搾り取ったら、これだけの宮殿を造れるのかと思う。
《これでもか、これでもか》と贅の限りを尽くした装飾にただただびっくりする。
圧巻は、この「黄金に輝く孔雀像」である。これが精巧にできていて、動くのだ。
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【 現地ガイドによる説明を聞く 】
あとは、切りがないので、フォトチャンネルを見てもらうことにする。
【 エルミタージュ美術館本館見学 】
一通りガイドの説明付きで館内を一巡した後、昼食は各自で。ルーブルをあまり両替していなかったので、有り金全部をはたき、1つ5ルーブルのサンドイッチと1杯のコーヒーをふたりで分ける。
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その後、自由行動の時間が1時間ほどあり、別館に移ったという【印象派絵画】を観たかったが、1時間では少なすぎる。また来る機会はもう無いかもしれないと思いつつ迷ったが、集合時間のこともあったのであきらめることにする。残念!
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館内をもう一周して、めぼしい作品を再確認する。ここも、4時間の滞在では少なすぎるが「集団ツアー」では、いたしかたない。
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外に出ると、宮殿広場の向こうに別館が建ち並び、屋上のモニュメント像が遠くに見える。
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【 エルミタージュ別館屋上の像 】
3時過ぎ、次の目的地『青銅の像』の近くの「ネヴァ川」の岸辺に向かう。
【 つづく 】
【2017年バルト3国・ロシア旅行(その9)
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【 サンクトペテルブルク早朝 】