【 2018年1月29日 】 京都桂川イオンモール内 イオンシネマ
はっきり言って駄作である。
何故、壇蜜なのか。平田満にどうしてあんな役をあて、あんなしょうもないセリフを言わせるのか。神戸浩がどうして警察官なのか。高島礼子に説得力のない紋切り型の説明を敢えてさせるのか。それを聞いた客が、どうして簡単に納得するのか。豆腐売りの車の周りに毎回同じ客が、示し合わせたように同じ場所に集まり、同じような配置で学芸会のようなおしゃべりをするのだろうか。
そもそも、どうして子供を引き取ったのか。観客には確かめようのない豆腐1つの味で、どうしてそこまで大騒ぎするのか。全てが不自然で、全てがぎこちないく、説得力がない。折角の豪華なキャストも、つや消しだ。逆なでするような音楽もひどい。そしてどうしていつも桜が咲いているのか。
主人公の名前が「島 勇作」でなくて「島田勇作」。高倉健と比べるのもどうかと思うが、せっかくの、小林稔侍の初主演が台無しだ。
ふたりで、普段行きつけない遠くの映画館まで足を運んだのに、とんだ時間とお金の無駄使いだった。
『星めぐりの町』-公式サイト