【2014年3月1日】 TOHOシネマズ二条
午前の仕事を終え、12時40分に職場を飛び出し、12時50分上映開始の映画館にぎりぎりで飛び込む。この種の映画にしては観客が多いと思ったら、今日は『映画の日』だ。
良い映画だった。
話の筋は、写真を見たらだいたい想像つくと思うが、実際はもっと他の登場人物がいて、見なければ分からない味わい深い豊かな内容になっている。
一口に《アメリカ》というが、アメリカを広い国土を持っているだけでなく、幅広い《思想》を持っている。政治の世界に登場するアメリカは、【世界の憲兵】とまで言われ、世界の政治に口出しをし軍事介入をし帝国主義的野望を持って世界を支配する国だが、その背後にいる90%以上は、ある意味日本より【貧困】で【閉鎖的な世界】に閉じこめられている。
『ネブラスカ』がどの辺だろうと思って、世界地図を開くと、アメリカ合衆国のほぼ中央にあった。彼ら今済んでいる『モンタナ州』はその左上であって、父親はそこまで歩いていくというから、やっかいだ。
TPP、その他でアメリカとはいろいろあるが、けしてこの人達と諍いを起こしたいわけではない。もっと理解し合って、本当に対決すべきものと向き合えるよう協同しなければならない。
自分の家族の事も考えながら、しみじみと見た。
『ネブラスカ』-公式サイト