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『袴田事件再審決定』-「証拠捏造の疑い」・事件から48年・拘置執行停止-今日の夕刊にこの字が躍る!

2014-03-28 01:21:16 | 報道


           
        【2014年3月27日 pm12:00】

 かつて起こされた『冤罪事件』の1つ、「袴田事件」の再審請求が認められ、再審が開始されると報道がされた。同時に死刑と拘置の執行を停止する決定がなされたそうだ。【あまりにも遅すぎる】というのが実感だが、今まで無かった判断が下されたという意味の大きさをを感じる。


 別の記事で【袴田事件:世界最長収監の死刑囚 ギネス記録に認定】というのがあったが、おもしろ半分の《世界記録》と一緒に、ギネスに登録されたって自慢にも何にもなりゃしない。その記事の続きに、以下の文章があった。

  『法務省によると、今月25日現在、国内の確定死刑囚は131人で、うち89人が再審を請求中。市民団体「死刑廃止国際条約
  の批准を求めるフォーラム90」によると、確定後30年以上経過しているのは袴田死刑囚のほか▽第7次再審請求中の「マルヨ
  無線事件」尾田信夫死刑囚(67)=70年確定▽第8次再審請求中の「名張毒ぶどう酒事件」奥西勝死刑囚(88)=72年確定
  ▽犯行時に心神喪失状態だった可能性がありながら控訴を取り下げた「ピアノ殺人事件」大浜松三死刑囚(85)=77年確定−−
  の計4人。』

 上の4人の内、奥西勝死刑囚の場合、先日(といっても、もう約半年前の昨年10月の事だが映画『約束』(仲代達也主演で「名張ぶどう酒事件の再審請求を追ったドキュメンタリー映画)を観た後だからショックも大きかったが)、第7回目の再審請求が却下されている。『第8回目の再審請求をする』と伝えたれたが、『このプロセスには数年を要する。つまり今回の最高裁の決定は、老齢か死刑執行により、同死刑囚が刑務所で死ぬことを意味する。』と他のサイト 【2013年10月19日 NewSphere | 執筆者: NewSphere編集部】 の記述がある。

 『ジョージとタカオ』の場合は、すでに無罪が確定し、晴れて社会に《復帰》することができた。袴田さんの場合はどうなのだろう。本人は、【いつ死刑が執行されるか分からない】という極度の緊張状態に置かれた結果、精神の病に怠っているという。

 それにしても、長すぎる時間が経過している。



    映画『約束』(名張ぶどう酒事件の再審請求にかかわる)Myブログ

    『司法と冤罪にかかわる講演』-についてのMYブログ





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