この映画・本、よかったす-旅行記も!

最近上映されて良かった映画、以前見て心に残った映画、感銘をうけた本の自分流感想を。たまには旅行・山行記や愚痴も。

『集団的自衛権』を考える-毎日新聞・井田純記者によるタイムリーな署名記事(特集ワイド)を読んで

2013-02-10 14:28:13 | 世の中の状況について


 もう1週間前にもなるだろうか、2月3日か4日の『毎日新聞』夕刊に、『特集ワイド』の記事として、井田純の名前入りで『集団的自衛権行使』に関する論評が載っていた。

消費税』の問題でも、『原発』問題でも、肝心な時に《本質的な内容》をはぐらかしてきたマスコミ・大手新聞社の論評としては、久しぶりの“タイムリー”で的確な記事だった。



 “見出し”だけを挙げてみると、

       『本当に国益にかなうのか』

 とか

      『米国を意識した容認論・・・ギブ&テークの幻想』

 などとあり、さらに

              『首相が意欲』  『憲法解釈の見直し』

 の字が躍る。


 タイムリーだと思うのは、記事の中にもあるように、今の安倍内閣でなく2006年に成立した第一次安倍内閣が設置した有識者懇談会が2008年にだした報告書が、自らの《政権放棄》でお蔵入りになったものが、安倍ゾンビの復活によって、再び議論に取り上げ《日本を戦争のできる国》に推し進めようとしている、まさにその時だからである。

 折しも、2007年に書かれた『集団的自衛権とは何か』(豊下楢彦著、岩波新書)を読みかけているので、内容についてはその書評と併せて改めて書くことにする。


 
 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 『ファースト・ポジション』... | トップ | 『声をかくす人』-アメリカ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

世の中の状況について」カテゴリの最新記事