平成30年6月22日(金)
落し文

オトシブミ
梅雨晴間の今朝、埠頭公園を散策していると
林の小径に面白い物を発見しました。
葉っぱをくるくる巻いた20~30mm位か、、
直径5,6mm程のものが落ちています。
手に取って見ると、結構固く巻いてある。

以前何処かで
中々名前が思い出せず、、、、、
辺りをブラブラ小一時間歩き回り、
そういえば、2,3年前に東山植物園へ
吟行に出掛けた折りに、仲間から「面白い物
を見つけたヨ」、「?」、「これは落し文と
いって、虫が葉を巻きつけその中に卵を産み
つけたもの、、」
思い出し、早速帰って図鑑を調べて見る。
落し文
オトシブミ科の甲虫の総称、
栗、楢、櫟などの広葉樹の葉を巻いて巣を作り
中に卵を産み付けて、地上に落とす。

中央の巻き物が揺り籠の様に揺れ落下する。
初夏の頃、メスが特定の若葉を巻いて巣(揺籠
)を作る。オスは見守っている。
落し文の幼虫は揺籠の中で葉を食べつつ育つ。
この地上に落ちた筒状の巻き葉を鶯の落し文、
時鳥の落し文などと言う。
亦、落し文は公然と言えない言を記してワザと
路などに落しておく文章の事を言う。
江戸時代には「火付け」などの脅迫文を書いて
家に投げ込んだ「捨て文」が在った。
この季節、練り切りの和菓子に「落し文」と
いう上品な和菓子が在ります。
お抹茶等の茶請けにピッタリの和菓子です。

今日の1句
落し文小暗き径の胸騒ぎ ヤギ爺
落し文

オトシブミ
梅雨晴間の今朝、埠頭公園を散策していると
林の小径に面白い物を発見しました。
葉っぱをくるくる巻いた20~30mm位か、、
直径5,6mm程のものが落ちています。
手に取って見ると、結構固く巻いてある。

以前何処かで
中々名前が思い出せず、、、、、
辺りをブラブラ小一時間歩き回り、
そういえば、2,3年前に東山植物園へ
吟行に出掛けた折りに、仲間から「面白い物
を見つけたヨ」、「?」、「これは落し文と
いって、虫が葉を巻きつけその中に卵を産み
つけたもの、、」
思い出し、早速帰って図鑑を調べて見る。
落し文
オトシブミ科の甲虫の総称、
栗、楢、櫟などの広葉樹の葉を巻いて巣を作り
中に卵を産み付けて、地上に落とす。

中央の巻き物が揺り籠の様に揺れ落下する。
初夏の頃、メスが特定の若葉を巻いて巣(揺籠
)を作る。オスは見守っている。
落し文の幼虫は揺籠の中で葉を食べつつ育つ。
この地上に落ちた筒状の巻き葉を鶯の落し文、
時鳥の落し文などと言う。
亦、落し文は公然と言えない言を記してワザと
路などに落しておく文章の事を言う。
江戸時代には「火付け」などの脅迫文を書いて
家に投げ込んだ「捨て文」が在った。
この季節、練り切りの和菓子に「落し文」と
いう上品な和菓子が在ります。
お抹茶等の茶請けにピッタリの和菓子です。

今日の1句
落し文小暗き径の胸騒ぎ ヤギ爺