遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

平和祈念式典

2018-08-07 15:40:30 | 日記
平成30年8月7日(火)

原爆死没者慰霊式・平和祈念式典


8月6日(月)、被爆から73年目の原爆の日
を迎へました。

世界85か国とEU代表が参加、米国駐日大使
は3年振りの参加となる。

ハワイ在住のピーターソンさんは生徒を連れ参加



死没者名簿を慰霊碑に納める


この一年間に亡くなられた方5,393名を加
え、死没者は314,118名となった。



8時15分、「平和の鐘」を合図に黙祷、、、
松井一実広島市長の「平和宣言」が在る。

「73年前、広島の街は一発の原爆の投下で
破壊され多くの命を奪われました、、、、、
世界には未だ1万4千発の核が存在する。

昨年、ICANが「ノーベル平和賞」を受賞し
被爆者の思いが世界に広まる中、、一方では
自国第一主義が台頭している、、、

日本政府には「核禁止条約の発効」に向け、
国際社会に核のない社会を実現する様に努力
して頂きたい、、、、、、、、」

子ども代表の広島市の小学6年生、米原優陽君
と新開美織さんの「平和への誓い」が在った。


「人間は美しいものをつくることができます。
人々を助け、笑顔にすることができます。
しかし、恐ろしいものをつくってしまうのも
人間です、、、、、、
昭和20年(1945年)8月6日午前8時
15分、原子爆弾 の投下によって街は焼け
たくさんの命が奪われました、、、、、、
広島に残る遺品に思いを寄せ、今でも苦しみ
続ける人々の話に耳を傾け、今私たちは強く
平和を願います。
平和とは、自然に笑顔になれる事。平和とは
人も自分も幸せである事。平和とは愛と希望が
持てる未来があること、、、、、、、、、
73年前の事実を、被爆者の思いを、私達が
学んで心に感じたことを伝える、 伝承者に
なります、、、、、、。」

米原君達は、「僕等が大人になった時には
被爆者が、、90歳、100歳と、一人も
居なくなる時が来るんだと実感し、誰かが
語り継がないといけない、戦争の事をもっと
知りたいと思うようになった」と、、、、


安倍総理の挨拶は「広島、長崎の悲劇を繰返
してはならない、、、唯一の被爆国として
核兵器のない世界の実現に粘り強く努力する
核兵器国と非核兵器国、双方の努力が必要、
我国は非核三原則を堅持し、双方の橋渡しに
努め、国際社会の取組を主導する決意、、、」


今年もまた安倍総理は「核禁止条約の発効」
には触れなかった。
広島被爆者団体は「私達の要望に聞く耳持た
ず、、何とも腹立たし、、、、、」

先だっての西日本豪雨での対応でも問題視
され、、、、
にも拘わらず、未だ支持者が多いのは、、
見て見ぬふり、無関心、自分ファーストの
世の中か、、、、、、、、
個々には、それぞれにイイ人一杯居るのに
変ですネ、、、、、、。


お隣の韓国にも原爆資料館が出来る、、


今日の1句

原爆忌涙腺緩む子の誓ひ    ヤギ爺