遊民ヤギ爺

俳句と映画のゆうゆう散歩

暖 房

2020-12-20 15:50:17 | 日記

令和2年12月20日(日)

暖房器具

室内を温めるもの

日本では古くから、火鉢、炬燵、囲炉裏等が用いられ、

近代では、ストーブや暖炉等も使用される様になった。

欧米では、ストーブ、暖炉、ペチカ等が使われている。

暖炉型ストーブ

 

最近は、エアコンが普及し都会では火鉢、囲炉裏等は

殆ど使われず、ストーブも減りつつある様だ。

火鉢

囲炉裏

エアコン、

 

ストーブは従来、石炭、石油、ガス等を燃料とした物

は減り、今では電熱を使用する物が主流となった。

会社やホテル等、企業ではボイラーを用いた蒸気、温水

等で温めた空気を送る大型暖房設備を利用する。

ガス、電気、太陽熱を利用するソーラ・システムが一般

家庭に於いても、部屋の隅々まで温めるセントラル・ヒ

ーテイングが普及し始めた。

昔は、会社や学校等にも「ダルマストーブ」(鋳鉄製)

 

があり、木炭、廃材、石炭等を燃やして部屋を暖め、

湯を沸かし、上で餅などを焼いて食べたりも、、、

木造家屋が多く、和室(畳部屋)には炬燵があり、

家族が寄り、寛ぐことが多かったが、和室が減り、炬燵

も消えて団欒の場がなくなっていく、、、、

我が家にも炬燵はなく、実家へ帰ると家族が寄り添い

食事なども炬燵の上で、、母が亡くなり今では消えた。

炬燵は家族の団欒の大切な場であった、、、、

唯、今でも石油ストーブは健在で、子供たちが寄ると

ストーブの上で、餅やカニ等を焼いて食べるのが楽しみ

の様で、中々手放す事は出来ない。

 

今日の1句

皺の手を炭火に翳す昭和かな    ヤギ爺