令和４年７月１０日（日）
納豆の日
今日７月１０日は「納豆の日」です。
１９８１年（昭和５６年）、関西納豆工業協同組合が関西での
納豆の消費拡大を目的として、関西地域限定の記念日とした。
その後の１９９２年（平成４年）に東京都荒川区荒川に事務局
を置く「全国納豆協同組合連合会」（納豆連）が改めて全国的
な記念日とした。
日付けは、語呂合わせで７月（な）１０日（とう）と読んで、
この日と定めた。
納豆はよく蒸した大豆を納豆菌に依って発酵させた醗酵食品で
ある。 一般的に糸を引く「糸引き納豆」を指す。
納豆は平安中期には「精進物の塩辛納豆」としての記述が残る。
精進料理として主に禅寺の納所（なっしょ、寺院の倉庫）で作
られた事が納豆の由来とされる。
他の説には壺などに収めた、将軍様や神様に収めた等と「納め
た豆」と呼ばれる様になったという云われもある。
糸引き納豆は大豆を煮て冷ました後、稲藁を束ねた苞の中に入
れて製造・保存された。稲藁に納めた豆から、納豆という。
縄文時代に、藁が敷き詰められた所に豆を置いていた所、藁の
菌が醗酵し、これが納豆の起源と云う説も在るが定かでない。
、
納豆にはたんぱく質が豊富で、ビタミンKも多く含まれる。
食物繊維や腸内環境に良い納豆菌は様々な効能が知られている。
亦、虫歯や歯周病を抑制する作用も在る健康食品の優等生。
納豆ご飯、納豆汁、納豆の軍艦巻き、油揚げ納豆、納豆うどん
等様々な食べ方がある。（我が家の定番は納豆ご飯）
納豆ご飯、
納豆うどん、
油揚げ納豆、
軍艦巻き、
近年、海外でも健康食品として、食べられて居る様だ。
私は、名古屋育ちで納豆が食べられなかった。
東京オリンピック（昭和３９年）の前年から４年程、東京での
寮生活をしていた時、毎日寮母さんが朝食に必ず納豆を出した。
周りの者は皆、当然の様に旨そうに、、、、暫くして（一月）
少しだけ口に、、徐々に食べる様になって行った。
（そんな頃、関西では納豆を食べる習慣がなかったと思う）
今では、我が家の食卓に納豆が上がるが、私と長女だけで、
誰も手を出さない。
今日の１句
宿酔ひの納豆啜る夏の朝 ヤギ爺