令和4年7月17日(日)
戻り梅雨
梅雨明けの後、再び梅雨のような天気に戻ること。
何日も暑い乾いた晴天が続きいたあとに、再び天気が
崩れぐずついてしまう日が多くなる。

今年は6月27日に関東甲信、東海、九州南部で梅雨
明け宣言をし、平年より22日も早い梅雨明けである。

そして記録的な暑さがやって来たかと思えば、一転し
各地で大雨となり、早まる梅雨明宣言を懸念した通り
「戻り梅雨」となった。(再び梅雨前線が張り出す)


これは気温の低いオホーツク海高気圧が強まり、日本
周辺の太平洋高気圧の影響が弱くなり、日本付近には
暖かく湿った空気が流れ込み易くなって暑さが弱まり
雨が続くようになったとの見解である。

上空の寒気を伴った低気圧の影響で、大気は不安定に
なったようだ。


過去には、2013年にも気温の低いオホーツク海高
気圧が強まり、太平洋高気圧が弱まったために二つの
高気圧の境目にあたる前線が雨をもたらした事により
「戻り梅雨」となった。2018年にも、同じように
「戻り梅雨のよう」にぐずついた天気になった様だが、
過去には「戻り梅雨」の例はあまりないようである。
我々のような無知な人間には「梅雨明宣言が早まった
んじゃないの、、?」と云われる人も多くみえる様だ。
そう言えば、毎年名古屋では「海の日」(6月20頃)
に「みなと祭り」が行われるが(今年は3年連続中止)
その頃に、必ずといってよいほど雷雨となり、その後
梅雨が明けていたようだが、、、、、、。
九州地方での大雨が北上し、東海(殊に静岡県)から
関東、東北へと大雨が続いている。宮城県大崎市等で
河川が氾濫し、豪雨被害も出ている。



集中豪雨への備えを、、
今日の1句
梅雨戻り主(あるじ)益々動かざる ヤギ爺