令和4年7月12日(火)
夕 立 : ゆだち、白雨
夕方、夏の午後などに降る局地的な驟雨のこと。
急に曇って来たかと思うと、大粒の雨が落ちて時には雷鳴
が聞こえて激しい雨になるが、短時間で止んでしまう。
その後は何でもなかった様に晴れて、また蝉の声が聞こえ
て来たりする。夕立ちの後には天地ともに生気が蘇えり、
清々しさに包まれる。
古くは風や波などが夕方に起る現象にも用いられたと云う。
山岳地帯では夕立が多く、今日午後1時頃に夕立があると、
次の日は2時、その次の日は3時と繰り返すことが多い。
先日(9日)娘達と京都へ出かけた際、八坂神社の近くに
在る「米、ご飯の美味しい」と、人気のある店に到着した。
早くも列が出来、事前にメニューにより注文をする。
この頃には雲が立ち込めて、辺りが暗くなって来た。
検温、消毒を済ませ30分程で店内へ案内され一安心。
2階の座席に到着すると、間も無く料理が運ばれて来た。
とても手際よく心地よい、、、、。
間も無く雨が降り出したようで、2階の窓ガラスに大粒
の雨が叩き、、、外は土砂降り状態となる。
必死に雨宿りの場を探す人達の前を、ずぶ濡れになった
人力車が奔り抜けて行った、、、、。
雨宿りする人達が心配そうに、天を恨めし気に眺める。
ゆっくり食事を済ませ、雨のやむのを待ち小降りと思い
外へ出る、、亦、大粒の雨がぶり返し、慌てて駐車場へ
駆け込むが、、、地面は水浸しである。
急ぎ、車に乗り、、、10程走ると雨が止んだ。
やがて、青空が出始め、、、亦暑苦しい京都の家並みが
続く、、、、、。
今日の1句
ずぶ濡れてまだ降り足らず大夕立 ヤギ爺