令和5年3月30日(木)
蝶 々 : 紋白蝶、紋黄蝶
麟翅目の蛾以外の総称
二対の大きな翅、二本の触覚、二個の大きな複眼、螺旋状に
巻いた長い口吻が目立つ。
口吻と大きな複眼、
しばしば美しい物の代名詞とされるように、翅は麟粉と麟毛
による文様が見事な色彩も艶やかである。
ことに南方に生息する蝶は原色が多い。
アサギマダラ、
スジグロカバマダラ、
オオルリシジミ、
単に蝶と言えば春の季語で、紋白蝶や紋黄蝶等の小型の蝶。
アゲハ蝶等の大形のものは夏の季語に含まれる。
蝶が飛ぶのは日中だけだが特に「蝶の昼」といえば、晴れた
春の日のとろけそうな気分を伝えるくる。
日本国内に土着する蝶の種類は約250種が確認されている。
このうち、春に最初に姿を見せるのは紋白蝶・紋黄蝶である。
モンシロチョウ、
モンキチョウ、
次いで「条黒白蝶」(すじぐろしろちょう)が見られ、5月
頃になると「アゲハ蝶」が華麗な姿を見せる。
幼虫のうちは毛虫、イモムシ、アオムシの類で呼ばれ、草木
を食べて成長し蛹(サナギ)を経て成虫となる。
モンシロチョウの幼虫、
モンシロチョウの(サナギ)、
紋白蝶の寿命は卵の期間は3日程、幼虫の時期は約10日、
蛹(サナギ)の間は約1週間、成虫となると凡そ2週間程。
1ヵ月~1ヵ月半の寿命があるそうである。
名古屋港駅前の大通り、舗道に在る花壇にとりどりの春の草
花が咲き、、、私は今年初めてモンシロチョウが舞っている
のを目にした。
飛んでいるというより、時折の風に漂っているようだ。
暫く眺めていると、園児らの集団が引率されて来た、、、、
一人の園児が蝶を見つけ走り寄る、、一瞬に蝶は空高く舞い
上がり、、、見えなくなった。
今日の1句
童追ふふわりふわりと紋白蝶 ヤギ爺