「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

生きた心地がしなかった!

2007-12-09 21:47:14 | リヨン
いつも通り、リヨンにご飯をあげていたら、

ゴホゴホと咳き込んだ。

お水を飲んだ後など、必ずといっていいほど、咳き込むので、

「もっと、ゆっくり食べなさい~」なんて、のん気に眺めていたら、

その咳き込みようが、尋常ではなくて、

すごく苦しそうに、ゴホゴホと言い出した。

そこで初めて、「わっ、これは大変だっ!!!」と、焦った。

「リヨン!リヨン!!」と、名前を呼びながら、

背中を、叩いたけど、

リヨンは、苦しげに咳き込むばかり。

こういう時は、逆さにして、背中を叩くのが良いかも、と思い、

後ろ足をかかえ、背中を、ぼこぼこ叩いた。

必死で、叩いた。

すると、「げぇ~」と、大きな声と共に、ケロッと元気になった。

咳き込んでもいない。

具合が悪そうにもない。

とっても、元気。

そして、にこにこと尻尾を振っている。

「ああ~、良かった~!!」と、思った瞬間、へなへなと座り込んでしまった。

しばらく、元気に遊んでいるリヨンを、ぼんやり眺めていた。

放心状態。

脱力。

その後、襲ってきた悲しみ。

わけもなく、涙がこぼれそうになった。

子供のように、おいおいと泣きたいような気持ちで、いっぱいになった。

咳き込むリヨンの背中を叩いている時、

私は「リヨンが死んでしまうのではないか!?」と、瞬間、思った。

その焦り。

恐怖。

「リヨン、死なないで!!」と、心の中で叫んだ。


毎日、毎日、リヨンで始まり、リヨンで終わる私の一日。

私にとって、そして家族にとって、リヨンは、かけがえのない存在。

この子がいなくなったら・・・


何かを愛するってことは、同時に、失う恐怖も持ってしまうということ。

恐怖を持たずに、愛することができるのが、本当の愛かもしれないなぁ、などと、

今は、ちょっと冷静になって思う。