テレビ

欲しかったテレビも、ブルーレイも、夫の細い脛をかじって買ってもらいました。

娘たちも、大喜び。

結婚して２９年くらい（たぶん）、今の家に引っ越して１８年。

ずうっと使い続けてきたものも、たくさんあります。

その、ひとつひとつが寿命がきていて、

買い換える時期にきているようです。

リビングの壁にあった大きな時計も、ついに動かなくなりました。

今までなら、電池を替えれば、また動き出していたのに、今回ばかりはダメでした。

この時計は、今の家に引越したとき、新築祝いにいただいたものです。

つまり、１８年も家族と共に、時を刻んでくれた仲間です。

でも、もうウンともスンとも言わなくなってしまいました。

代わりの時計を探さなくてはいけません。

こうやって、

代替わりをしている我が家です。

だいぶ前に、リビングのテレビが壊れ、

私の部屋にあった小さなテレビを見ていたのですが、

今回、夫様々（こんな時だけ）に、買っていただきました。（注：敬語！）

ソファは、３年くらい前に買い換えたのですが、

その前のソファは、結婚した時買ったものなので、なんと２５年くらい使っていました。

ボロボロになって、やっと諦めがついたのですが、

捨てるのには忍びなかったです。

お金のない時代に、無理して買ったソファだったし、

子供達も、そのソファで、寝たり遊んだりテレビを見たりしていたから。


こんなふうに、時代が移り、

私の仕事も、娘たちの世代に、代替わり。

うまくバトンが渡せるように、これからが、私の大事な仕事になります。

上の娘は、ひょっとして、フランスに行ってしまうかもしれないけれど、

それでも、どこにいっても、私のバトンを、次の世代に渡して欲しいと願っています。

自分の世代の総決算は、そのバトンの渡し方と、渡す相手の成長を助けることではないかと思っています。