一期一会

本来なら定休日の今日、

祝日ということで、営業しました。

ただ、今日、営業するということは、ブログだけでしか公開していなかったので、

今日、来てくださったお客さまは、

たぶん、偶然通りがかって寄ってくださったのだと思います。

もし、営業していなかったら、

一生、出会えなかった方かもしれない。

そう思うと、一期一会に感謝する気持ちになります。


もし、営業していなかったら・・・・

もし、車に乗らなかったら・・・・

もし、あの学校に合格していなかったら・・・・

もし、引越しをしなかったら・・・・

もし、違う職場だったら・・・・


そんな「もし」の連続で、人生が決まる。


私が好きな映画、グイネス・パウトロウの「スライディング・ドア」は、そんなストーリー。

地下鉄に乗ろうとして、

「乗れなかった私」と、「乗れた私」の、その後の人生。

たった、地下鉄に乗れたか、乗れなかったか、それだけの違いで、

まったく違う人生になってしまう。

それは、まさしく私たちの人生。

ただ、ひとつの人生しか見えてないので、それが絶対の人生に思えてしまうけど、

本当は違う。

小さな出来事で、大きな違う一生になってしまう。

ところが、この映画の最後は、アッと驚く結末。

それも、また面白い。


これに、ちょっと似ているのが、「バタフライ・エフェクト」

蝶の羽のはばたきが、地球の運命を変えてしまうくらいの影響があるっていう意味。

過去に戻ることができる男が主人公。

今の現実を変えたくて、過去に戻り「修正」するのだけど、

修正した結果、もっと悪い現実を呼び寄せてしまう。

再び、過去に戻り、また「修正」するのだけど、

また違う悪い結果を呼んでしまう。

それを、繰り返し、繰り返し・・・

最後は、まぁ、ハッピーエンドかな！？

蝶のはばたきほどの風が、大きな影響を与える・・・・そんなストーリー。


今日の私の出会いが、

人生を変えるかもしれない。

きっと、そんな選択をしながら、それぞれが生きているのだろうな。

願わくば、

その小さな選択を、大事に扱うことを忘れないでいたい、と思う。