病院に行って思うこと。

リハビリを受けるために、病院に行くと、

待合いは、お年寄りの社交場になっています。

親しげに会話するおじいさん達。（女性は少ないような）

私は、たぶん、最年少と思われる。


空いている椅子に座ろうとすると、

「そこは、一番エアコンの風が行く」と、おじいさん。

「ああ、そうなんですか」

「だから、誰も座らん」

なるほど。

で、ちょっと、ずらして座る。


おじいさん達は、誰にともなく、大きな声でしゃべるので、

嫌でも会話が耳に入ります。（聞き耳たてているんじゃないですよ）

政治の話をしている模様。

そこで、一人のおじいさんが言う。

「人間のすることじゃけえのう。神様とは違うき。」

なるほど。

所詮、人間のすることだものね。

神様じゃないものね。

なんて、私も、深く納得する。


また、別のおじいさんは言う。

「百姓は、バカと極道（怠け者）じゃ、つとまらん。

百姓は、肥料は、いつやったらいいか、どれくらいやったらいいか・・・

そんなことを考えんといかん。

頭を使うぜよ。

極道も、いかんぜよ。

百姓はにゃあ・・・・」と、話が続く。

それを、聞きながら、な～るほど！と、思う。


お年寄りの話って、勉強になるね。

理屈じゃなくて、経験から出た言葉だから、深いね。

病院で、待ちながら、いい話を聞かせてもらえ、勉強させてもらっています。