「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

池田清彦先生

2016-07-12 08:31:24 | 
昨日、買って読み始めた本。

「ホンマでっか!?」で、お馴染みの池田清彦先生の著書です。




過去に「やがて消えゆく我が身なら」という本を読ませていただきましたが、

心にすんなり入ってくるというか、違和感がまったくないので、

感性が近いのかな?と、勝手に思っています(笑)


「真面目に生きると損をする」という作品から読み始めたのですが、

これまた、するする心に入ってくる。

先生が生物学者だからか、人間を生物として捉えているので(そりゃあそうなんですが)

きれいごとも何もありません。

道徳とか、倫理とか、哲学とかは、上っ面のことで、

生物としての人間の本質を語るので、ある意味、身も蓋もありませんって感じ(笑)

まっ、それが本当なんですが。

でも、その本質が、小気味良いと感じます。

生まれたら死ぬという当然のことを、他の意味を持たせずにサラリと書いたりして。

だから、いつも楽しく過ごしなさいってことを言いたいのだと思います。

ぐちゃぐちゃ理屈を考えずに、(考えたってどうせ死ぬんだよってこと)

それより、楽しいことをしなさいってことなんだと思う。

そうだよなぁと、共感します。



人間ドックのことも、(この部分は本屋さんで立ち読みしたので、しっかり読み込んでいないけど)

私と、考えが近くて、共感。

近藤誠さんの本も、何冊も読んだので「検診」については、

疑問も多いのだけど、

池田先生の考えに、かなり近いなぁと感じました。

少し違うのは、私は、ビビりなので、検査をして、早期発見早期治療も大事だなと思う点。

池田先生は、検査はしない主義なのだとか。

不具合が出た時に病院に行って、治療をし、

ガンになっても、ケースバイケースで、治療するか、放置するか、決めるのだそう。

(ガンの種類と大きさなどによって、手術はするけど、抗がん剤は使わないとか)

基本的に、あまり治療はしない方針のようです。

私も、70歳くらいになったら、検診も行かないようにしようかなぁと思っていました。

実際、70になっても、命が惜しくて、せっせと検診に行って、ガン探しをするのかもしれないけど(笑)

今の気持ちは、検診は、70までと思っています。

どうなるかな?

ガンとわかっても、抗がん剤は、使わないような気がします。

その副作用に耐えられる自信がないから。

どうせ、70になれば(今でも)、多かれ少なかれガン細胞はあるだろうし、

それを、重箱の隅をつつくように探しても、

抗がん剤をするつもりがなければ、見つけても意味がないし。

だったら、知らない方が幸せかも(笑)



・・・なんてことを、今は考えています。

実際、その年齢になれば、変わるかもしれないし、

抗がん剤は使わないと言っておきながら、

いざとなったら、手術でも抗がん剤でもやってくださいと、命乞いするかもしれない(笑)

ただ、父が抗がん剤で亡くなったようなものだから、

それは、父が私に身をもって教えてくれたメッセージのような気がして

あだおろそかにはできないのです。






今日は、曇り空。

ジメジメと、蒸し暑いです。

このところ、出かける時は、ワン達のためにエアコンをつけっぱなし。

エアコン漬けです。

身体も疲れますが、暑いのはもっと疲れる。

エアコンなしでは、生きていけない体に成り下がってしまいました(笑)



では、みなさまも、良い一日で♪