「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

「老いも病も受け入れよう」「ストーリー・セラー」

2016-07-22 08:59:31 | 
昨日買った本。

瀬戸内寂聴さんの「老いも病も受け入れよう」と、

高知出身の作家、有川浩さんの「ストーリー・セラー」




昨夜から、瀬戸内寂聴さんの本を読み始めました。

平易な文章で、語りかけるように書かれているので読みやすいです。

ご病気、お怪我をされていたことは知っていましたが、

随分と、お辛かったのだなぁと、胸が痛みました。

これは、他人事ではなく、年を重ねれば、誰もが行く道。

何事もなく、すんなり逝ける方がめずらしいこと。

大抵は、少々ボケ、あちこち痛み、周りに迷惑をかけることを申し訳なく思い、

孤独を抱えながら、不安を感じ、老いていくのだと思います。

そんな中でも、家族や友人に感謝しながら、生かされていることに意味を見い出し、

明るく、平和に暮らそうと努力していくのではないかと思います。




今朝の高知新聞でも、39歳で、若年性アルツハイマーになった方の講演の話が出ていましたね。


『車の営業をしていたが、5年ほど前から、物覚えが悪いと感じ、

手帳をノートに変更して細かい仕事の内容を書くようにした。

だが、次第にどの人が自分のお客様なのかわからなくなった。

誰にも相談できない中、ついには毎日顔を合わせるスタッフの名前さえ出てこなくなった』

と、記事に書かれていました。

『認知症は決して恥ずかしい病気ではない。

誰にでもなりえるただの病気。

病気によってできなくなることもあるが、

できることもたくさんある。

みなさんも、いつなるか分からない。

ぜひ、みんなで支え合う社会をつくろう』

こんな言葉で締めくくられていました。

認知症だけでなく、老いも、病気も、障害も、

その人のために、多くの人の支えで助け合える世の中にしなくてはいけませんね。

テロだとか、戦争だとか、日々起こる痛ましい事件なんか、

している暇なんかありませんよ。

そのエネルギーを、もっと「善」のために使ってください。

宗教観の違いや、利権などといった小さなことに使わずに。




もうひとつ、新聞より。

「田舎暮らしの本」(宝島社)での企画。

「50歳から住みたい地方ランキング」で、

なんと、高知市は全国2位だったとか。

びっくりです。

もちろん、嬉しい。

そうなんだー、良かったね、高知市。




今朝も、蝉の声が響いています。

太陽は、ギラギラ。

ワン達は、早くも昼寝中。


私は、友達とランチの約束があるので、早めに家を出て、

ちょっと買い物なぞしようと思っています。


では、みなさまも良い一日で♪