平素、唯一、心掛けているのは、
「機嫌良くいよう」ということ。
美人でもないし、頭が良いとも言えないし、
さしたる取り柄もない身ゆえ、
せめて、「笑顔でいよう」と思っています。
とはいえ、時には、愚痴りたくなる時もあります。
それは、
開けたくても、固くて開けられない時。(笑)
袋ものは、まだ良い。
ハサミを使えば開けられるから。
缶は、缶切りを使い、プルトップは死ぬ気で力を出せば、なんとか開く。
瓶は、難儀だ。
ジャムの蓋は、フチをカンカンと叩き、ゴム手袋をはめれば、
なんとか開く。
でも、時に、どんなにしても開かないビンもある。
金槌で、ガラスを叩き割りたくなるくらい悪戦苦闘する。
そんな時、愚痴る。
「なんで、こんなに硬いの?」
「これ、開けれる人、いる?」
「力のない年寄りは食べるなってこと?」
「これを作っている人、開けたことある?」
「作ることだけ考えて、食べる人のことを考えてない」
終いに、トドメを刺す。
「この瓶には、愛がない!!」
(笑)
我が身の軟弱さを棚に上げ、「愛がない」と、断罪する狭量さ。
お恥ずかしい。
ほぼ、独り言なので、お許しください。(笑)
それと、夏になると、愚痴るのは、これ。
ライター。
草むしりする時に、蚊取り線香をつけるのだけど、
その度に、「年寄りは、ライター使うな!ってこと?」と、愚痴る。
とにかく硬い。
レバーが、ビクとも動かない。
指というより、全身を使って、レバーを下げなくてはいけない。(笑)
子供が、使えないように、わざと硬くしているらしいのだけど。
年寄りも、使えないよ。
たしか、新宿の伊勢丹の上の階に、
ユニバーサルデザインのコーナーがあったのだけど、(ずっと昔)
そこは、身体が不自由な人やお年寄りのための便利なアイテムがありました。
「愛があるなぁ」と、
いつも感心していました。
愛とは、想像力。
簡単に火がつくチャッカマンを、
どうか販売してくださいませ。