「Yakkoだより」

お菓子のこと、わんこのこと、おいしいもの、そして今日のハッピーを書き綴ります。

メモ

2021-07-12 13:22:13 | 今日のできごと

昨日から、

一気に夏になったみたい。

日差しが違う。

蝉の鳴き声も。

 

今日は、強い日差しの青空なのに、なぜか、カミナリがゴロゴロと鳴り続けています。

季節が変わる合図のカミナリですね、きっと。

 

 

 

今日のタイトルの「メモ」について。

忘れっぽさに、自信のある私は、

さまざまなメモを残しています。

たとえば、

ワンたちのこと。

予防注射や、ダニ・フィラリアの薬(ネクスガード)を飲ませたかのチェック、

ドッグフードの購入履歴、

家でのシャンプーや、トリマーさんに連れて行ってトリミングした日、

体調が悪くなった時の症状と、薬、などなど。

メモしておいたら、病院に行った時など、

症状をすぐに伝えられるので便利です。

過去に、薬の分量を間違えて処方されたことがあって、

すぐに、mgの違いに気付いて、ことなきを得ました。

 

もちろん、自分のことも、毎日、日記に記しています。

天気、体調、何をしたか、どこに行ったか、どう感じたか、など、

思いつくままに。

 

それと、私にいつ何があっても困らないように、

銀行の口座や金額、保険、年金、介護保険などを書いたノート。

交際ノートは、いただきもの、差し上げたものを書き留めています。

これも、結構、役に立ちます。

 

それと、寝る前に、明日の予定を書くことにしています。

とっても、些細なことでも。

たとえば、

「花に水やり」とか、「食器棚の拭き掃除」とか、「お風呂のカビ取り」とか。

それと、食べたものを書き記したりもしています。

そんなことをしても、意味ないなぁと思うけど、

文字に起こすことによって見えてくるものがあるし、

漠然としたものが、数字なり、形になって、把握できたりする。

今を把握していないと、将来の計画も立てられないしね。

なんでも書き留めておかないと、脳がユルユルになってきて、

記憶がダダ漏れしてるからね。←大丈夫か?(笑)

 

 

 

先日、高校1年の孫の学年で、

コロナ陽性者が出たとかで、学年閉鎖になっていました。

新聞で知って、すぐに孫にメールしました。

すると、「(私は)大丈夫だよ」って返信がきて、

また、前みたいにご飯を食べたいとか、

おばあちゃんもおじいちゃんも体に気をつけて、と

書かれてあり、泣けました。

優しい言葉には、弱いです。

 

高知県は、なかなか感染者が減らなくて、

残念なことです。

それなのに、すぐ、go  to eatやら、よさこいイベントやら、なんとかイベントやら、やりたがるのは、何故かなぁ。

県民に、「気をつけましょう」と、さんざん注意喚起しながら、

片や、イベント促進をするという、矛盾。

 

オリンピックも、秒読みになってきたのに、

感染者が増えつつあるという不安。

国が、ひとつの家族だとしたら、

家族のうちの誰かが、病で(感染病で)熱出して、うんうんと臥せっている時に、

お客さんを呼んで、パーティ開くかなぁ?

私だったら、家族の誰かが病気の時に、浮かれてなんかいられない。

ただただ、早く治ってほしいと、全力で看病すると思う。

そして、元気になったら、快気祝いして、飲めや歌えではしゃぐけどね。(笑)

 

 

そうそう、いつも拝見していた「イオグラフィック」のHPで、

「この度、大橋歩は、6月末をもって、イオグラフィックを退職することになりました」

というお知らせを見ました。

「One day」「今日のわたし」「今日のおいしい」などが読めなくなるのは、

残念です。

81歳になられたそうなので、仕事量を減らされるということでしょうか。

コロナ禍で、ずいぶん、不自由そうでしたから、

思うところがあったのかもしれませんね。

 

 

 

 

コロナ禍は、

人生を見直す良いきっかけになったように思います。

私は、自粛期間のおかげで、家事ができました。

ちゃんと主婦業をやれー!!と、神様が計らってくれたのかもしれません。

デコがあり、ボコがあり、

それじゃあ、バランスが悪いから、

ちゃんと、穴埋めして、平らになるようになっているのでしょう。

人生って、最後は、ちゃんと帳尻が合うようになっているんでしょうねー。


愚痴りたくなる時

2021-07-10 11:57:26 | 今日のできごと

平素、唯一、心掛けているのは、

「機嫌良くいよう」ということ。

美人でもないし、頭が良いとも言えないし、

さしたる取り柄もない身ゆえ、

せめて、「笑顔でいよう」と思っています。

 

とはいえ、時には、愚痴りたくなる時もあります。

それは、

開けたくても、固くて開けられない時。(笑)

 

袋ものは、まだ良い。

ハサミを使えば開けられるから。

缶は、缶切りを使い、プルトップは死ぬ気で力を出せば、なんとか開く。

瓶は、難儀だ。

ジャムの蓋は、フチをカンカンと叩き、ゴム手袋をはめれば、

なんとか開く。

でも、時に、どんなにしても開かないビンもある。

金槌で、ガラスを叩き割りたくなるくらい悪戦苦闘する。

そんな時、愚痴る。

「なんで、こんなに硬いの?」

「これ、開けれる人、いる?」

「力のない年寄りは食べるなってこと?」

「これを作っている人、開けたことある?」

「作ることだけ考えて、食べる人のことを考えてない」

終いに、トドメを刺す。

「この瓶には、愛がない!!」

(笑)

我が身の軟弱さを棚に上げ、「愛がない」と、断罪する狭量さ。

お恥ずかしい。

ほぼ、独り言なので、お許しください。(笑)

 

それと、夏になると、愚痴るのは、これ。

ライター。

草むしりする時に、蚊取り線香をつけるのだけど、

その度に、「年寄りは、ライター使うな!ってこと?」と、愚痴る。

とにかく硬い。

レバーが、ビクとも動かない。

指というより、全身を使って、レバーを下げなくてはいけない。(笑)

子供が、使えないように、わざと硬くしているらしいのだけど。

年寄りも、使えないよ。

 

 

たしか、新宿の伊勢丹の上の階に、

ユニバーサルデザインのコーナーがあったのだけど、(ずっと昔)

そこは、身体が不自由な人やお年寄りのための便利なアイテムがありました。

「愛があるなぁ」と、

いつも感心していました。

愛とは、想像力。

 

 

簡単に火がつくチャッカマンを、

どうか販売してくださいませ。


珍客

2021-07-09 10:19:49 | 今日のできごと

昨夕、草むしりをしていたら、

ガサガサ・・・バリバリバリ!と、背後で大きな音がしました。

以前、熊の出没情報もあったので、

びっくりして振り向くと、

うちの畑のとうもろこしを食いちぎっている「タヌキ」が・・・(笑)

 

私を見て、逃げようとしたタヌキに、

思わず、声を掛けた。

「どうしゆう〜〜?」と。

振り返ったタヌキは、禰󠄀豆子みたいに、とうもろこしを横に咥えて、

私を、ジッと見ている。

「うちのとうもろこしを持って行くが〜〜?」と言うと、

困ったように、固まっていた。

 

しばらく見つめ合ったまま・・・、

そして、タヌキは、ぴょんぴょんと竹藪に消えていった。

 

夫に、「タヌキが来てねぇ、とうもろこしを咥えて行った」と言うと、

「もう収穫しようと思いよったに」と、ショックを受けていた。

 

このところ、毎日のように収穫し、おやつに食べていたのだけど、

出来の良いヤツを残しておいたらしい。

それを、タヌキさんが持って行った。

 

夫が畑を見に行くと、出来の良いものが、無くなっていたらしい。

「タヌキに取られた」「タヌキに取られた」と、

落胆していたので、

「タヌキに『取られた』と思わずに、タヌキに『あげた』と思うたら」と言ったけど、

慰めにはならんよねぇ。

「今頃、タヌキさん一家は、ご馳走を食べて喜んでいるよ」と言ったけど、

それも、慰めにはならんよねぇ。(笑)

 

あと、オクラやトマトも毎日、収穫しているけど、

それらは、無事。

スイカも、徐々に成長している。

これが、取られたら、怒るね。

いや、夫は泣くね。(笑)

 

 

今朝も、畑に行って、無残なとうもろこしを見て、

嘆いた夫。

「残っているとうもろこしに『取られん』って札を付けちょったら」と言うと、

そうやねぇと、答えた。

タヌキが、札を読んでくれたらえいけどねぇ。


父の命日

2021-07-07 16:22:44 | 今日のできごと

昨日は、父の命日でした。

ひいふうと数えてみると、18年・・・、

もう、18年も経ってる。

ついこの間のような気がするんだけど。

 

その頃の私は、がむしゃらに仕事をしていて、

毎日、倒れ込むくらい疲れ切っていた。

 

ある日、父が肝臓癌で入院することになり、

私は、家族に、「父のサポートをしたい」と告げ、

「そうなると、家事ができなくなると思う」と言うと、

夫や子供たちから、

「うちのことは大丈夫だから、おじいちゃんのお世話をしてあげて」と、

快く了解を得た。

 

とはいえ、初めに言ったように、

その頃の私は、死に物狂いで働いていて、

(店が何店かあったし、スタッフも24人くらいいたし、お菓子教室もあって、生徒さんが120名くらい来てくださっていたので)

まったく休めるような状態ではなかった。

 

なので、仕事が終わってから、病院に行く、という毎日を続けていた。

父は、私が来る時間を、まだかまだかと待っていて(笑)、

それはそれは嬉しそうにしていた。

 

でも、私が、部屋に着くなり、メモを渡し、

「これを買ってきて」と言う。

一日中、仕事をして、クタクタの私は、心の中で、

「えっー、今から?」と、正直、心が萎えたけど、

そんな自分を、「親不孝者!!」と、責める自分もいて、

結局、親不孝な私にはなりたくなくて、

ニコニコと、買い物に出かけたものだった。

 

真っ暗な中、スーパーで買い物をし、

病室に戻ると、

今度は、タオルを洗って、とか、入れ歯を洗って(笑)とか、

指令が待っていた。

入れ歯を洗うのはキツいよね、だって、それまで、入れ歯を見たことも触ったことすらなかったから。

でも、父の言うことは、決して逆らわないと決めていた。

私は、父のことが大好きだったから。

 

そんな日々が、亡くなるまで続いた。

 

当初、入院は、簡単な治療のためのもので、

すぐに退院できると思っていた。

お医者さんもそう言っていたし。

本人も、そう思っていた。

元気いっぱい、笑顔いっぱいの患者だったしね。

 

 

仕事の後に、病院に行く日々が日常になり、

父とは、濃い時間が過ごせたことが、

今になって思えば、何よりの良い思い出になった。

感謝している。

 

 

それから、18年。

昨日のことのようなのに。

 

 

来月は、母の初盆の法要がある。

はからずも、父の誕生日。

生きていた時は、よくケンカしていたけど、

今は、あの世で、きっと仲良くしているんだろうなぁ。(笑)


謎の電子音

2021-07-05 09:49:17 | 今日のできごと

先日のこと。

夕食前のくつろぎタイムに、

夫が、「なんか、音がする」と言った。

「なんか、喋りゆう」と、言う。

『なんか、音がする』は、よくあること。

最近の家電は、スイッチを入れても、ピッというし、

切れても、ピッっていうし、

湯沸かし器や、炊飯器も、喋るし、ねぇ。

「なんの音やろうねぇ」と言いながらも、ほっといた。

ところが、数分おきに、このピッ!!が、鳴り続けるので、

さすがに、ほっておけなくなって、

何が鳴っているのか、探すことにした。

夫とふたり、キッチン方面に行き、耳をすます。

ピッと、離れたところで鳴っている。

キッチン家電ではない。

洗面所に行く。

ここでもない。

奥の部屋。

ここでもない。

外?

いやいや、家の中で聞こえる。

2階に上がる。

寝室に行くと、電子音が少し大きくなった。

でも、なんの家電かわからない。

エアコンもオフ、扇風機も、空気清浄機もオフ。

もう、家電はないはず。

いやいや、インターホンの子機があった。

そういえば、インターホンの電子音に似ている。

子機の電源を抜いた。

やれやれ、これで解決、と夫とニッコリした途端、

またもやピッ!!と電子音。(それと、なにか喋っている)

 

あーーー、この時、「老化」を、確信した。

この小さな家の、小さな電子音の在処がわからないなんて。

しかも、そのピッ!に、これほどまでに、振り回されるなんて。

 

もっと、若ければ、

聞こえの良い耳で、音の在処をすぐに見つけ、

回転の良い脳で、原因を察知し、

素早い行動力で、問題を解決したであろうに。

 

寝室で、ボーっと立ったままの夫と私。

ピッ!!

夫が、足元にある私のパジャマを入れている籐のカゴを指差して、

「ここから、聞こえた!」と言った。

カゴには、私のパジャマしか入っていない。

「この中には、電化製品は入ってないよ」と、私が言った、その時、

またしても、電子音と、そして、早口の機械音。

その方向を、ふと見ると、天井近くに取り付けられた火災報知器。

「これだーーーーー!!」

思わず、大きな声が出てしまった。

しばらく見ていると、小さな赤いランプが点滅し、

ピッと電子音、それから、少しして、「電池がありません」というご親切なお知らせ。

夫とふたり、顔を見合わせて、笑いこけました。(^^)

火災報知器は、死角やったわー

まさか、火災報知器が喋るなんてね。

目線から下ばかり見て、まさかの天井!なんてね。

 

原因がわかったので、すぐに夫が脚立を持ってきて、外してくれました。

大きな問題を解決したような達成感。

それと、悲しき老化の受け入れ。(笑)

 

でも、楽しかった。

アホやねー、とろこいねぇ、どういてこんなことがわからんかったろうねぇ、

なんて言いながらも、

そんな、自分たちを面白がっているという可笑しさ。

 

夫婦2人で一人前と思ってきたけど、

これからは、2人で半人前と思っておこう。(笑)

なにがあっても、笑いながら暮らしていこう。


新聞記事

2021-07-03 10:29:37 | 今日のできごと

「気温・曜日 心疾患と関連  国循研究」

という記事を見ました。

なぜか、こういう記事は、すぐに目に入ります。

たぶん、好きだから。

興味のあるものは、すぐにアンテナに引っかかるのですね。

なぜ、こういう記事が好きかというと、

体調不良(または、病気)は、なぜ起こるか、

不思議でならないのです。

ずっと、若い頃は、病気って、ウイルスか、細菌か、(風邪とか、皮膚病とか)

そんなものだろうと、思っていたけど、

年と共に、ガンのようなものは、生活習慣(食生活か、運動か、ストレスか)

が関係するのかなぁと、思い始め、

次は、

病は気からじゃないけど、気持ち(心)が、身体に大きく影響していると感じ始め、

それでも、解決つかない不調は、

もっともっと複雑な(でも、科学的な)理由があるのではないか、

と、思い始めた。

その中のひとつ、気象病とか天気病も、不調の原因だと、

よく感じる。

今回の記事は、そんなもののひとつ。

「天気や気温は、1〜2週間先まで予測できるため」

「心停止のリスクの高い日を事前に情報提供し、発生件数を低減させる効果を検証したい」

と、結ばれていました。

 

 

それと、もうひとつ。

これは、高知大が発表したものです。

「ワクチン接種後 腕以外に発疹」

「新型コロナの免疫あり?」というタイトルでした。

県内の50代女性が、ワクチン1回目接種後に、腕以外に発疹が出たため、

皮膚の一部を採取して検査すると、

血管内に微小な血栓が確認されたとのこと。

コロナに感染した皮膚症状とよく似ているとのことで、

以前コロナに感染していた可能性が高いと推測されたそうです。

「1回目の接種後に全身に広がる皮膚症状が4〜5日続く人は2回目を打たなくても良いかもしれない」と、書かれていました。

(ちなみに、この50代女性は、2回目は受けないようです)

 

 

 

さてさて、今朝のワンたち。

散歩に行く前。

パティ。

ハーネスをつける時、

パティは、微動だにせず。

大人しく、私に協力してくれます。^ ^

 

マーブルは・・・

散歩が好きなくせに、

ハーネスをつけようとすると、逃げ回ります。

なので、私と夫の2人がかりで、装着。

私が、マーブルを捕まえて、

「マーブル、捕獲!!」と言うと、

夫が、「了解!」と、ハーネスを取り付けます。

毎朝の遊び。(笑)

 

マーブルは、バギーに乗って、

パティは、私がリードを持って歩きます。

最近は、暑くなってきたので、

パティは、すぐに「目」で訴える。

「歩きたくないよー、抱っこして!!」と。

で、結局、ワンたちの散歩じゃなく(マーブルはバギー、パティは抱っこ)

ただの老夫婦の散歩になります。

でも、ワンたちのおかげで、いい運動をさせてもらっているから、

感謝しかないのだけど。

 

 

 

今日も暑い一日になりそうですね。

我が家は、昨日から、エアコンをつけ始めました。

あー、涼しい。極楽、極楽。

 


老後の老後

2021-07-02 10:20:57 | 今日のできごと

昨夕、

赤ワインを飲みながら、晩ご飯のしたくをしていた時、

ふと、心に浮かんだのは、

お酒が好きだった母のこと。

 

私は、少ししか飲めないけど(ビールなら、コップ1杯くらい)

飲みながら、料理を作るのが好き。

週に2回か3回くらいは、そんな日があって、(体調が良い日)

ご機嫌で、料理を作る。

 

そこで、初めに言った話に戻るけど、

母は、お酒が好きで、若い時は大酒飲みだったし、

ほぼ毎日のように、飲みに出かけていた。(笑)

でも、年と共に、酒量は減り、ほんの少し口をつける程度になったけど、

我が家に泊まりに来て、一緒に飲む時は、ニコニコの上機嫌だった。

きっと、ほんのひと口でも、最上の喜びだったのだと思う。

 

ところが、晩年、「レビー小体型認知症」と診断されてからは、

お医者さんから、「お酒は厳禁」と、言われた。

母に、少しでも元気でいて欲しかった私は、

「お酒は飲まれんよ」と、母にお酒を勧めなくなった。

好きなお酒を禁じられて、

母は、どんなにか寂しかったか、と、今、思う。

たいした量を飲むわけじゃなく(ほんのひと口なのに)

なぜ、飲んではいけなかったのか。

そして、私は、なぜ、お医者さんの言いつけを頑なに守ったのか。

 

その後、介護施設に入った母の楽しみは、

もともと、好きだった甘いものに代わり、

私は、セッセと買い求め、母の所に届けた。

でも、そんな大好きな甘いものも、施設で管理され、

自由に食べられなくなった。

もう、食欲も落ち、寝たきりになった母の最大の楽しみを、

奪ってまで、数ヶ月、長生きして、なんの意味があったのだろう?

 

 

義父も、お酒が好きで、甘いものが好きな人だった。

義母が亡くなり、施設に入った義父も、

お酒も甘いものも断たれ、

生きている喜びはあったのだろうか?と思う時がある。

お見舞いに、小さな和菓子を持っていった時、

静かに横になっていた義父が、

目を輝かせ、大喜びで、和菓子を頬張った姿が忘れられない。

 

私は思う。

最後の最後まで、

私の自由を尊重してもらいたい。

たとえ、数ヶ月、命が縮まろうと、構わない。

食べたいものを食べる自由を、

泣く自由、怒る自由、笑う自由を尊重して欲しい。

周りに迷惑をかけようとは思っていないし、

できる限り、困った老人にならないように気をつけるから、

どうか、「私のために」という正義の元、

自由を奪わないで欲しい。

 

ここ数年で、3人の両親を看取って、そう感じた昨夜のワインでした。