最近の朝日新聞に「温泉は五感で感じる」との記事があったが、正に我が意を得たりの感であった。
温泉の効能は長期間入浴することによって得られる場合が多く、筆者のような温泉巡りが趣味の場
合は何日間も一ヶ所に滞在することがない。そのため筆者は好みの温泉かどうかは、湯色、湯臭、
湯感等の五感で湯を感じ、さらに給湯方式、浴室、浴槽の造り、立地場所により判断している。豪華
な造りで設備が充実していることは評価の対象とはならない。一般的に名湯と評価の高い温泉であ
っても、例えば無色透明、無臭。無味でヌルスベ感等湯感が全く無い温泉については、筆者の好み
では無いため厳しい評価となる。筆者が共同浴場に魅かれるのは、比較的前記条件を満たし、さら
には低料金の所が多いからである。筆者の好みの温泉は具体的には源泉掛け流し、やや温め、乳
白色でヌルスベ感があり、硫黄臭等の匂いが篭り、浴槽を含む浴室全体が総檜造りで、湯が浴槽か
ら滔々と溢れていれば文句無である。前述の通り設備には拘りは無いが、建物の外観には拘りがあ
り、鄙び系が好きである。しかし、鄙び系でも清掃が行き届かず内部が汚い所は駄目である。さらに
共同浴場の料金帯は色々あり、高料金(500円以上)、平均料金(200円超~500円未満)と寸志
(200円以下)や無料の超お得の3タイプに分けられる。また、共同浴場には駐車場が無い場合が
多く、事前に駐車場所を調べてから訪れた方が良い。因みに筆者の好きな共同浴場は草津温泉、
野沢温泉、別府温泉、長湯温泉等であり、これらの温泉に行かれたら是非共同浴場巡りを楽しまれ
るのも一興と思います。また、これら以外にも未湯の素晴らしい共同浴場があるかも知れないので、
今後体の許す限り温泉巡りを続ける予定です。
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