平成29年6月 5日(月)
・むつ矢立温泉
むつ市郊外の少し山深い場所にあり、ゴルフ練習場やロッジも併設されている日帰り温泉
である。浴槽はタイル貼り、内風呂のみで十数人用と広く、浴室の真ん中に配置されている。
湯は激熱で数分しか入れない程である。湯色は白緑色でスベスベ感がかなり有る。洗い場に
はシャワー付カランはあるが、アメニティ類は無い。脱衣所には棚と籠、50円有料の鍵付ロッ
カーが有る。屋外に無料の足湯があり、誰でも利用することが出来る。平日の午前中にも拘ら
ず、かなりのお客で賑わっていた。
1.住 所 青森県むつ市矢立山49-1
2.電 話 0175-22-8211
3.大人料金 450円
4.営業時間 6時~22時
5.定休日 無休
6.泉 質 ナトリウム・塩化物泉(高張性中性高温泉)
7.源泉名 立山温泉
8.湧出量 毎分300リットル(掘削、動力揚湯)
9.源泉温度 浴槽温度43.0~44.4度
10.PH値
11.知覚等
12.温泉利用状況 加温有、源泉掛け流し、注入量毎分10リットル、注入温度50度、入換毎日
13.その他 パイプによる引き湯50メートル
外観 男湯暖簾 内風呂(観光協会HPより転載) 足湯
足湯の湯面
・恐山温泉
恐山には4ヵ所の入浴施設がある。何時もそうなのか不明だが、私が訪れた時は「小滝の湯」
と「冷抜の湯」の2ヶ所が女性専用、さらに「花染の湯」が混浴、そして「薬師の湯」のみが男性用
となっていた。そのため入浴出来たのは後者の2施設のみだった。ただ温泉分析書は各施設と
も掲示されていたので、未入湯施設についても外観や泉質はご紹介いたします。なお、入浴料は
必要なく、代わりに入山料500円を支払えば誰でも入浴出来ます。外観は何れも木造の鄙び系、
入浴した2施設は内部、浴槽共にオール木造です。内部は管理が行き届いており、清潔でゴミ一
つ無かった。脱衣所は浴室と一体化しており、浴槽から丸見えてある。なお、各施設の場所はパ
ンフレットに載っており、分り易いです。
1.住 所 青森県むつ市田名部字宇曽利山3-2
2.電 話 0175-22-3825(社務所)
3.大人料金 500円(入山料)
4.営業時間 6時~18時(但し5月1日~10月31日)
5.定休日 不定休(但し11月 1日~4月30日は営業休止)
恐山山門
①薬師の湯
山門の直ぐ近くで、参道の右側にある。浴槽は仕切板で2箇所に区分けされ、湯は乳白色、適
温だが湯口近くの方が若干熱め、スベスベ感がかなり有り、硫黄臭がする。湯面には菖蒲と
蓬らしき植物が浮いていた。勿論洗い場、アメニティ類は無い。また、浴槽の底には湯の花が
付着していた。
6.泉 質 酸性・含硫黄・鉄(Ⅱ、Ⅲ)・ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
(低張性酸性高温泉)
7.源泉名 恐山12号泉(薬師の湯)
8.湧出量
9.源泉温度 74.2度
10.PH値 1.89
11.知覚等
12.温泉利用状況 掛け流し
13.その他 貴重品保管場所無
外観 脱衣所 内風呂 内風呂→前面
湯口 湯面
②花染の湯
恐山の一番右端にあり、入口からかなり離れている。混浴のため入口で恐る恐る内部に声
をかけたが、何の応答もなかっので安心して入浴出来た。浴槽は仕切板で3ヵ所に区分けされ、
湯口から遠くなるに従って湯温は低くなっている。しかし、3ヵ所ともそれほど熱くなく、適温であった。
湯色は薬師の湯と同じ乳白色、湯感等も同じである。
6.泉 質 酸性・含硫黄・ナトリウム-カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(硫化水素型)
(低張性酸性高温泉)
7.源泉名 恐山5号泉(花染の湯)
8.湧出量
9.源泉温度 61.5度
10.PH値 2.71
11.知覚等
12.温泉利用状況 掛け流し
13.その他 貴重品保管場所無
外観 脱衣所 内風呂 湯口
湯面に浮かぶ菖蒲と蓬 内風呂→前面
③小滝の湯(女性専用・未入湯)
6.泉 質 酸性・含鉄(Ⅱ、Ⅲ)・ナトリウム-塩化物泉(低張性酸性高温泉)
7.源泉名 恐山4号泉と11号泉の混合泉
8.湧出量
9.源泉温度 51.7度
10.PH値 2.03
11.知覚等
12.温泉利用状況 掛け流し
13.その他 貴重品保管場所無か
小滝の湯と冷抜の湯の案内板 外観
④冷抜の湯
6.泉 質 酸性・含硫黄・ナトリウム-塩化物泉(硫化水素型)(低張性酸性高温泉)
7.源泉名 恐山10号泉(古滝の湯)と11号泉の混合泉
8.湧出量
9.源泉温度 65.5度
10.PH値 2.20
11.知覚等
12.温泉利用状況 掛け流し
13.その他 貴重品保管場所無か
外観
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