田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

夕方のハプニング

2021-10-14 | 日々の暮し

(イラストはWEBから)

薄暗くなり始めた頃、村人からの携帯が鳴った。
深刻な声で門まで出てきてくれと言う。
何が起ったのかと出ていくと「あそこに人が倒れているのでは。一緒に確認に行こう」
彼は軽四で稲刈りから帰る途中、人が倒れているような気がしたという。

一緒に確認に行くと小柄なオバアチャンが路面にうつ伏せに倒れていた。
顔から血が流れている。
路面で切ったのだろう。
起き上がれない。
たまたまゴミ集め場に来たカミサンがバスタオルをとりに帰り枕がわりにした。

村では見かけないオバアチャンだ。
住所、名前を聞こうとしたが「分からない」で要領を得ない。
気が動顛してるのだろう。
とにかく救急車を呼ぶ。

何事かと数人が集まってきた。
薄暗くなっているので車に轢かれる危険を回避するためオバアチャンを囲んで立った。
携帯が落ちているのを見つけた若者が自宅の電話番号を調べ家に連絡してくれた。

やがて救急車がやって来た。
連絡を入れた家人も来た。
搬送先の病院も近くに決まった。
たいしたことがなければいいのだが。

驚いた夕方になった。
① 一人で散歩に行く時は身元の分かるものを持っていることが大事です。
② 二人いると対応が早く確実です。