田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

惨憺たる所得の低下

2022-03-06 | 日々の暮し

▲陽だまりにいると穏やかな気分になりますね

金銭に起因する犯罪が多い。
貧しいからだ。

内閣府が1994年(バブル崩壊後)と2019年の世帯所得を年代別で比べた。
それによると要旨こうなるらしい。

1994年→2019年の世帯所得の中央値
35〜44歳=569万円→465万円(104万円減)
45〜54歳=697万円→513万円(184万円減)
(共働きが増えたが夫婦2人で働いても94年の所得に追いつかない)

※ 45〜54歳=所得1000万円以上の世帯=17%→約8%(半減)
       所得200万円以下の世帯=3倍近く増加

惨憺たる結果だ。
では、利益はどこへ行ったのか。
分配の問題だがおおよその見当はつく。
富む者はより富み貧しき者はより貧しくの道を歩かされているということだ。

僕は現在、年金生活者だが今の壮年層、若者は大変だなと思う。
春闘は未だやってるのかいな。
大幅賃上げのスローガンなど昔の話しかな。
労働条件改善、賃上げを求めてもっと闘わねばなるまいに。
それに国民生活の実質的豊かさを確保する政治家を増やさんとあかんね。
選挙の投票棄権はなるまいぞ。