最近のテレビドラマで流行った番組で「陸王」と言うのがあった。老舗の足袋製造業者がランニングシューズ「陸王」の開発に挑戦する奮闘を、豪華キャストで描いた番組だ。最後は、「陸王」を履いた主人公の選手がマラソンで優勝するのはドラマのお決まりだが、高視聴率を取った。→こちら
この「陸王」でないが、長距離用ランニングシューズに革命(?)が起きている。
厚底のシューズを履けば、4%早くなるとの謳い文句で、ナイキが「ヴェイパーフライ4%」と言う製品を開発した。その成果は現れているようだ→こちら
箱根駅伝において、大学間の戦いだけでなく、靴メーカーの戦いもあるようだ。
実際、ナイキだけでなく、靴メーカー各社もいろいろ箱根駅伝を後押している。
例えば、東洋大学←ナイキ、青山学院大学←アディダス、契約選手←ミズノなど→こちら
参加選手の利用している靴の割合は下記グラフのように、ナイキが多いようだが、すべてが厚底とは限らないようだ。(厚底を利用するには、この靴でフルマラソンを走るには、いままで培った自分のフォームをすべて捨てて、作り直さなければならない。それには半年から1年はかかるだろう、と。)
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東洋大学はナイキの厚底靴を採用し、強化に励んだようだ。→こちらの情報
結果は、総合優勝を逃がしたが、往路優勝を取っている。
総合優勝した青山学大はアディダスであり、必ずしも厚底靴が早いとは言い切れないが、各監督は来年の大会に向け、頭を悩まし続けるだろう。