南京の繁華街・新街口にある三胞集団傘下の小売り大手「南京新百」が、創業165年の英老舗百貨店「ハウス・オブ・フレイザー」を買収し、話題となっている。
左記写真は「南京新百」
右写真はHOUSE OF FRASER
中国資本による英百貨店買収は初めて。キャメロン英首相が昨年末、3年ぶりに訪中して以降、両国は経済を中心に関係を強めていた。
「ハウス・オブ・フレイザー」株式の89%を買収した、と、先週、正式に発表された。→4月25日MSN産経
それによると、買収額は1億5533万ポンド(約267億円)と、市場予測の4億8千万ポンドを大幅に下回った。南京新百は今後、「オリエンタル・フレイザー」とのブランド名で、中国での百貨店事業を強化するものとみられている。
中国政府は先月、政府主導では初となる海外投資ガイドをまとめ、その対象国として英国を第1に取り上げ、20件に及ぶ投資成功例などを載せ、英国に投資を呼びかけた。英国でも、中国による対英投資への期待は高い。と
しかし、中国は「経済関係強化」を謳い、 人権対話は後回しの模様。
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