いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

万葉集

2011年12月21日 | エッセイ

黒岩重吾の「天の川の太陽」とか井上靖の「額田女王」を読んだので、万葉集の有名なあの二つの歌は知っている。

 

「あかねさす 紫野行き 標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」(額田王)

「紫草の にほへる妹を 憎くあらば 人妻ゆえに われ恋ひめやも」(大海人皇子)

 

大海人皇子の元カノの額田王が、大海人皇子に向かって

「あなたは、今の私の彼がいるのに私に手を振るなんて。ああ、なんてことでしょう!」

といえば、大海人皇子は

「美しい君、嫌いなんかじゃない。それなら人妻の君をこんなに気にしたりしない」

という。

今から約1300年前の人たちも粋だねぇ。奈良時代の人たちは情熱的だ。

 

超訳 万葉集」というのを買って来た。

帯に「J-POPを聴くように、万葉集を読む」とあるが、ホント、そんな感じで面白く読める。

 

今の俺の気分は「大夫や かた恋ひせむと 嘆けども 醜の大夫 なほ恋ひにけり」(舎人皇子)。

やばいか

コメント
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