いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

ノーベル文学賞に非常に、非常に近かった

2013年03月21日 | エッセイ

今ならば村上春樹。

その前は井上靖。

スウェーデンアカデミーのノーベル文学賞委員会委員長が、「急死しなければ」という前提でタイトルの言葉を述べたのは、安部公房の事である。

 

安部公房の小説は10代後半にたくさん読んだ。

今、「他人の顔」を読み返している。

10代の頃は、ジーンズのポケットに文庫本を突っ込み、

「純文学読んでんだぞ」なんて粋がってだいぶ気負いがあったのだが、

今はゆったり落ち着いて読めるから新たな発見もたくさんある。

これからまた少しずつ読んでいこうと思う。。

ちなみに近くの鹿島ブックセンターで安部公房の文庫フェアみたいなのをやっている。

初めて読む方には「砂の女」、「第四間氷期」あたりがお薦めです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする