すごく良かった。
是枝監督の映画「誰も知らない」は悲しくて落ち込む映画なので(そのくせDVDで2回も見たが)、「そして父になる」も見るのをためらったんだが、これは感動した。
「6年間育てた息子は他人の子だった」。そして二つの家族の葛藤が始まる。
見ていて思ったこと。
親子が信頼関係を築くためにはたくさんの時間が必要である。
子供の意思を考えずに、親が子供の生活を決めてしまってはいけない。
余韻を残した終わり方だったが、この後、二つの家族がどうなるのか、想像するのが楽しい。
これはカンヌで10分間スタンディングオベーション、すぐにアメリカでリメイクというのも頷ける。
いやぁ、映画って本当にいいもんですね。