いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

とり

2017年01月13日 | エッセイ

朝、職場の駐車場に着いたら二人の生徒さんが近づいてきた。

「先生、あそこに傷ついた子供の鳥がいるんです。カラスに攻撃されています。なんとかなりませんか?」

私は中学生のときに小鳥を数十羽飼っていたから、子供の鳥の扱いはお手のものである。

行ってみるとこんな鳥だった。

子供の鳥って、これかい!

足から血が出ているが、近づくと懸命に走って逃げる。

追いかけても捕まえることができない。

トホホである。

 

二人の生徒さんは、「こりゃダメだ!」と思ったのだろう。

福島県の合同庁舎に

「傷ついた鳥がいるのですが、なんとかなりませんか?」

と電話連絡したのだった。

そしたら、30分後ぐらいに来てくれるということになった。

県の人から「それまでに、段ボールの箱でも被せておいてください。」と言われたようだ。

 

それなら私にできる!と思って段ボールを被せようとしたのだが、ちょっと目を離した隙に鳥はどこかに行ってしまった。

うろうろしていたら、近くのスーパー「シミズストア」の店員二人が、鳥を捕まえて私に近づいてきた。

そしてその方達は鳥にシミズストアの買い物かごをかぶせ、そこに「さわらないでください」と書いた紙を貼って、さっそうと店に入り仕事に戻った。

 

県の人が来て、鳥を近くの水族館「アクアマリンふくしま」に連れて行った。

めでたしめでたし!

 

結局、私はほとんど何の役にも立たなかったんだね

パンをあげようとしたら嘴で手を突かれて出血するし。

トホホの2乗である。

コメント
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