福島高専の4年、5年の制服は当時(私の在学時)スーツだった。
でもスーツを着て通学する学生はいなかった。
一人を除いて。
そう、私である。
私は長髪でスーツを着て、履いていたのはスニーカーという変な奴だった。
これはローリング・ストーンズのミック・ジャガーのステージ衣装に倣ったものなのだが、誰も理解してくれなかった。
「◯◯(私の名)、相変わらず変な格好だな。スーツにスニーカーだと!ぷぷっ」と同級生のみならず、卒研担当の土居先生にも言われた。
「ミック・ジャガーだってこういうカッコしてんだぞ」といっても、「え!肉じゃか?」とか言う奴もいた。
話にならんな。頭を振ったらカランカランと音がするんだ、こういう輩は。
誰も私のセンスを理解できないまま卒業し、40年近くになる。
今朝の産経新聞。
ほらな。