雪が降り始め、雪が解けるまでの小さな恋たちの物語。
いい映画でした。カンヌで8分間のスタンディングオベーションだったそうです。映画評価サイトの評価も高いです。
小学6年の少年たくや、中学1年の少女さくら、元プロのフィギュアスケーターで現コーチの荒川、3人の話です。
たくやは内気で運動音痴。夏は野球、冬はアイスホッケーの練習をしますが、どちらも苦手です。
ふと目にしたのがフィギュアスケートの練習をするさくら。
たくやはさくらに一目ぼれしてしまいます。このシーン、マーク・レスターがトレーシー・ハイドを見つめているみたいでした。
さくらは荒川にひそかな思いを寄せていたと思います。
たくやは熱心にフィギュアスケートを練習し、荒川はそれをサポートし、やがてたくやとさくらのアイスダンスの練習が始まります。
二人の息が徐々に合い始めもう少しでバッチテスト、というところで3人の関係がギクシャクしてしまいます。
詳しく書きませんが、それぞれが負の感情を持つことになってしまいます。
余韻が思いっきり残ったラスト。切ない
さくらを演じた中西希亜良さんは12歳。川口春奈さんに似ています。お父さんはフランス人で、日本語、英語、フランス語が話せるそうです。初出演でこの演技、期待の新人ですね。
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