いわき市のおやじ日記

K流釣り、K馬、そして麺食いおやじのブログ。
山登り、読書、映画、陶芸、書道など、好きなことはいろいろです。

ぼくのお日さま

2024年10月21日 | 映画

雪が降り始め、雪が解けるまでの小さな恋たちの物語。

いい映画でした。カンヌで8分間のスタンディングオベーションだったそうです。映画評価サイトの評価も高いです。

 

小学6年の少年たくや、中学1年の少女さくら、元プロのフィギュアスケーターで現コーチの荒川、3人の話です。

たくやは内気で運動音痴。夏は野球、冬はアイスホッケーの練習をしますが、どちらも苦手です。

ふと目にしたのがフィギュアスケートの練習をするさくら。

たくやはさくらに一目ぼれしてしまいます。このシーン、マーク・レスターがトレーシー・ハイドを見つめているみたいでした。

さくらは荒川にひそかな思いを寄せていたと思います。

たくやは熱心にフィギュアスケートを練習し、荒川はそれをサポートし、やがてたくやとさくらのアイスダンスの練習が始まります。

二人の息が徐々に合い始めもう少しでバッチテスト、というところで3人の関係がギクシャクしてしまいます。

詳しく書きませんが、それぞれが負の感情を持つことになってしまいます。

余韻が思いっきり残ったラスト。切ない

さくらを演じた中西希亜良さんは12歳。川口春奈さんに似ています。お父さんはフランス人で、日本語、英語、フランス語が話せるそうです。初出演でこの演技、期待の新人ですね。


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