目指せ!ゼロウエイストな暮らし

モノを減らして、ゼロウエイスト。田舎でイラスト描いて暮らしています。

ハムレット舞台稽古・公開(家の中で)

2007年11月12日 | 元気をもらいました
ものすごい演劇でした。
自分の家の
体育館で今月末から東京・新潟で公演される演劇の通し稽古が行われました。

演目はハムレット。シェークスピアの4大悲劇の中の一つです。
演出は東京で劇団AUNを旗揚げした栗田芳宏
能楽堂という日本的な空間の中で、英国のシェークスピアを演じるという挑戦。
すごい試みです。


前日から劇団の方達18名がここに泊まったので、食事などをお世話しました。
一言で表現するなら、本当によく食べる方達でした(笑)
「体を使う仕事をしているんだもん、当然だよねえ」と納得しましたが、
多めに作ったおかずもご飯もぺろりとたいらげてくれました。
女性も沢山食べる食べる。(その点についての)同族としては嬉しい限りでした。


話を聞くと、昼の職業はそれぞれ異なるけれど、毎日(!)練習を重ねていること。
オーディションで選ばれた配役であること。
東京の劇団からも配役を招いていること。
直前までの変更で、完全な形になったのはほんの最近なこと。
なんかを聞きました。

当日の演劇は小さな体育館に、ビニールテープで能楽堂の間取りを示しただけの
ほぼ何もない空間。能楽堂さながらです(笑)

内容はといえば、感動のあまり観劇しながら汗をかいてしまうほどでした。
まばたきも忘れてしまう、あっという間の2時間でした。
ハムレットの孤独、オフェーリアの嘆き、そしてそれらを表現する浄瑠璃・・・
いやいやすごいものを見てしまいました。

衣装も何もまとわず、ジャージ姿のままの劇は演技をさらに際立たせるものがありました。
ハムレットは終始、座ったまま言葉だけで演技をするために、
立ったものよりもはるかに高い演技力を必要とされるものなのですが、その不自然さを全く感じさせません。

能楽堂という日本と、ハムレットという英国との融合は間違いなく
成功しているといえるでしょう。

ちなみに悲劇のヒロイン、オフェーリアはまだ中学生の女の子。
俳優を目指しているということで、大人びた表情と役作りにびっくりしました。

間違いなくオススメの公演です!
新潟と東京で公演されます。ぜひぜひ見てみてください!
芸のすごさを感じられる公演ですよ!
私達も新潟公演にはでかけてみよう、と思っています。
1枚4000円はもったいなくないです。

東京公演 銕仙会能楽研修所 2007年12月7日(金)~12月9日(日)
新潟公演 りゅーとぴあ 能楽堂 2007年11月28日(水)~12月1日(土)
 



しかし、劇団の方達って舞台の上で見ると普通なのですが、
実際の生活空間の中で彼らを見ると、異質なほど目だって見えました。
服装だけでなく、なんというか目鼻立ちや顔全体が際立って見えました。
オーラなのでしょうか?ホントに舞台の上で生きている人達なんですね。






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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (akiko)
2007-11-12 21:18:31
なんでそちらで稽古してるのかい?
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Unknown (akikoさんへ)
2007-11-13 09:43:29
たしか浄瑠璃やっている方が、集落の人と知り合いなの。
返信する

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