夏期講座の期間中、同じ集落で写真家の田村祥男さんの「佐渡」の写真展が開かれていました。
昭和40~50年代の佐渡の暮らしを写したもので、見ていて心が和む写真の数々です。
わかめを干しているおばあさんを里帰りのお孫さんが手伝っている姿や、
田植えの小休止に皆でおにぎりをほおばっている姿とか…。
「何そんなんことやっとんだっちゃ!」とか言ってきそうな、
写真の数々につい見入ってしまいました。
私自身、写真家って失われていく自然や芸能の写真を撮って
当時を偲んだり、嘆いたりするだけの存在なのではないか、と
偏見に満ちた感情を持っていました。
だけど、この田村さんの写真は田植えしていたり、民具を作っている人と
まったく同じ視線でレンズを向けていることが写真から伝わってきて、とても好感をもてました。
「この人が好き」「この場所が好き」という純粋な感情が、写真から確かに伝わってくるのです。
聞くと、小木の電気屋さんで働きながら、その電気屋さんに連れられながら
会合やお祭りなど、いろんな所を撮ったのだとおっしゃっていました。
その時代を生きてきた70歳すぎの集落のおばあさんが、この蔵の展示を
「おもしろかった」と言っていたのが
その写真の素晴らしさを物語っているように思えました。
ご自身の蔵をすばらしいギャラリーに改造しての展示会。
戸は大して力を入れなくても開くし
(蔵の戸ってすごい力を入れないと開きませんよね~)
床にはカーペットがしかれ、壁は白ペンキできれいに塗られていました。
「蔵」の可能性を感じさせる、このギャラリーも作品のひとつに思えました。
「この蔵をギャラリーとして、
もっと色んな人に使ってもらいたいと思っているんだけどね。
定住していないから、なかなかそれもできない」ともおっしゃっていました。
佐渡に惚れ、「佐渡を撮ることを一生のライフワークにする」と明言し、
すでに20年以上もそれを東京から往復しながらやってらっしゃる。
展示されている写真以外の写真もずらりと見せてくださり、その中に
佐渡に来た時の宮本常一の写真もあって、驚いてしまいました。
「佐渡に住み、祭りの写真を撮り続けたいのだけれど
いざ佐渡に家を持つとその修繕や維持に時間がかかって
なかなか当初思っていた祭りの追っかけができなくなってしまった」とも
笑っていました。
佐渡をそんなに好きになってくれていることが、佐渡人としては純粋に
嬉しかったりしました。
昭和40~50年代の佐渡の暮らしを写したもので、見ていて心が和む写真の数々です。
わかめを干しているおばあさんを里帰りのお孫さんが手伝っている姿や、
田植えの小休止に皆でおにぎりをほおばっている姿とか…。
「何そんなんことやっとんだっちゃ!」とか言ってきそうな、
写真の数々につい見入ってしまいました。
私自身、写真家って失われていく自然や芸能の写真を撮って
当時を偲んだり、嘆いたりするだけの存在なのではないか、と
偏見に満ちた感情を持っていました。
だけど、この田村さんの写真は田植えしていたり、民具を作っている人と
まったく同じ視線でレンズを向けていることが写真から伝わってきて、とても好感をもてました。
「この人が好き」「この場所が好き」という純粋な感情が、写真から確かに伝わってくるのです。
聞くと、小木の電気屋さんで働きながら、その電気屋さんに連れられながら
会合やお祭りなど、いろんな所を撮ったのだとおっしゃっていました。
その時代を生きてきた70歳すぎの集落のおばあさんが、この蔵の展示を
「おもしろかった」と言っていたのが
その写真の素晴らしさを物語っているように思えました。
ご自身の蔵をすばらしいギャラリーに改造しての展示会。
戸は大して力を入れなくても開くし
(蔵の戸ってすごい力を入れないと開きませんよね~)
床にはカーペットがしかれ、壁は白ペンキできれいに塗られていました。
「蔵」の可能性を感じさせる、このギャラリーも作品のひとつに思えました。
「この蔵をギャラリーとして、
もっと色んな人に使ってもらいたいと思っているんだけどね。
定住していないから、なかなかそれもできない」ともおっしゃっていました。
佐渡に惚れ、「佐渡を撮ることを一生のライフワークにする」と明言し、
すでに20年以上もそれを東京から往復しながらやってらっしゃる。
展示されている写真以外の写真もずらりと見せてくださり、その中に
佐渡に来た時の宮本常一の写真もあって、驚いてしまいました。
「佐渡に住み、祭りの写真を撮り続けたいのだけれど
いざ佐渡に家を持つとその修繕や維持に時間がかかって
なかなか当初思っていた祭りの追っかけができなくなってしまった」とも
笑っていました。
佐渡をそんなに好きになってくれていることが、佐渡人としては純粋に
嬉しかったりしました。
真っ白な壁の蔵が普通に庭に建ってるのに驚きました。
主人は「壁に向かって泥団子投げてばぁさんに怒られたよ~」て言ってました。
投げたい気持ち分かるけど…怒る気持ちも分かる^^;
チャンスあったら蔵の中に入ってみようかな~
借りている家にも蔵あるんですよ
東京の方が佐渡に魅入られ写真を撮るだなんてなかなか出来ないな~
実は私屋の娘なんです(笑)
昔はフイルムを入れてだったのが今ではカードを入れてデジタル
ちょっぴり物足りないけど確実な写真は撮れる
フイルムだと出来上がりがドキドキでも楽しみがある
昔の風景懐かしくて癒されますよね
これから写真増えますよ
蔵が生活の中で当たり前にあったからこそのいたずらですよね。今の私は蔵は素晴らしいものっていう固定概念がありますからね~。ご主人はきっと自由な発想で蔵を使える方かもしれませんね。
いいですね~、小さい頃はなんか憧れていましたよ。
たくさんの写真をタダで現像できるなんていいな~(笑)なんて。お菓子屋さんを羨ましがるような感じですね。
蔵があるなんていいですねえ~。我が家は納屋だけです。写真、きっと増えるでしょうね(笑)