何年か前に倒産危機から救った会社さん
どうやらまた資金繰り難になった模様
支援機関担当者からSOSの電話があり
もう一度相談に乗ることになりました。
前回ご相談の時は
経営改善計画を策定し金融機関からの真水融資を受けることが出来たけど
今回はどこの金融機関からもそっぽを向かれ
更には滞納税なども発生している模様で
資金繰りに関しては四面楚歌の状態のようです。
確かに中小企業の事業再生等に関するガイドラインが発表され
ムダに自己破産せずに廃業、再生する道は作られました。
しかし、無一文になってからSOSを発しても時すでに遅し
となる可能性は高くなってしまいます。
まずは現状確認し
事業存続の意欲を見極め
対応策の有無を検討
そしてその実行の可否を確認し
再生するなら再生する
廃業するなら廃業することを決断しなければなりません。
困窮状態の今となってはもう遅いお話ですが
前回助かった段階で良き経営のアドバイザーを傍に置くべきでした。
もしも今回この窮状を脱することが出来たなら
二度と同じ轍は踏まない体制にして頂きたいものです。