自身を省みて
改めて経営の原点をお話ししたいと思います。
カネを持て!
稼がざるモノは一切持つな!
です。
会社経営の原点は
カネを稼ぎ
そのカネを更に投資し
稼ぎの輪を大きくして行くことです。
これに最近の傾向を付け加えるとしたら
大きくした稼ぎの輪はさらに大きな輪とするために
逐次売却を図りながら次なる稼ぎの元へ投資をする。
ひと昔前と経営自体が変わっています。
私たちの世代は
とにかく
汗水たらして働けば良い
従業員が多ければ良い
建物は立派が良い
工場がデカい方が良くて
機械設備も車も多い方が良い
そんな風に思い込まされてきました。
しかし今は明らかに違います。
時間こそが唯一の価値!
会社経営は変動費のみで行え!
です。
手にすべきものは時間であり
固定費になるものはすべて排除せよという考え方です。
従って
時間を最大限有効に使え!
従業員は雇うな!
建物は持つな!
工場も機械装置も車も持つな!
一円たりとも固定費要素に金はかけず
手元資金は次なる投資(稼ぎ)のために潤沢に手許に置け
ということになります。
この数年
借金を重ね
資産を大量に増やしてきたからこそ感じる
次なる投資(稼ぎの仕組み)への鈍さ
カネの増殖(儲ける速度)の遅さを感じています。
自分が出来ている事と言えば
リモートワークの普及とそれによる間接費の削減
そんなところであって
お金を寝かせておくという圧倒的愚行は
これから先はその手法を変える必要があると感じています。
もっともこれは私が感じる最新の経営であり
固定費漬けで順調に拡大している方からすると
イヤイヤそれは。。。ということになるのかもしれませんが
ニッポンの企業
ニッポン自身が儲けられなくなっている現状に省みると
やはり儲けられないモノを持つことを止めるべしということになります。