読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『もしも地球がひとつのリンゴだったら』(小5・小6に読んだ本)

2017年01月02日 | 世界に目を向ける本
小学生国語道場クラスで、12月最後に読んだのは、こちらの本。
もしも地球がひとつのリンゴだったら (絵本地球ライブラリー)
デビッド・J.スミス 文 スティーブ・アダムス 絵 千葉茂樹 訳
小峰書店

歴史や世界全体の話をされても、規模が大きすぎて今一つピンとこない…。
そんな方たちのために、分かりやすい大きさまで規模を小さくしてお話してくれるのがこちらの本。

例えば、35億年の生命の歴史を1時間に縮めたり、
過去1000年の発明の歴史を30センチ定規に並べたり、
地球の表面を絵本2ページにおさまるように縮めたり(それぞれの大陸や海を長方形で表現)…
とにかく分かりやすい!

そして、あまりにも分かりやすくて、思わずお子さんも笑ってしまう!(?)

お金のページでは、現代社会のいびつさが一目で分かります。

お子さんたちも面白がって聞いてくれました
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『がちょうのペチューニア』(小3に読んだ本)

2017年01月02日 | 哲学・生き方の本
12月最後の小3国語クラスでは、こちらの本を読みました。
がちょうのペチューニア
ロジャー・デュボワザン 作 まつおかきょうこ 訳
冨山房

ある朝、がちょうのペチューニアは、ぶらぶら草地へ出かけました。
すると、地面の上に何かが落ちています。

それは、本でした。

「本を持ち、これに親しむものは賢くなる」という言葉を覚えていたペチューニア。

早速、本を持ち歩き始めました。

ただ本を持っているだけでしたが、ペチューニアは、自分がとても賢いと思い込むようになりました。

「本を持っているペチューニアは、それほどおばかさんではないかもしれないよ。」
そんなうわさが広まり、動物のみんなは何か困ったことがあると、ペチューニアに相談を持ち掛けるようになりました。

ペチューニアは、みんなを喜んでみんなを助けましたが、なにしろ本を持っているだけで読んでいないので、賢さは以前と変わりません。

みんなにとんちんかんなアドバイスをして、困らせてしまいます。
最後は、大変なことに…!

本は持っているだけでなく、読まないと意味がないということが、しみじみ分かる1冊です。
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『おうちにいれちゃだめ!』(小1に読んだ本)

2017年01月02日 | 気持ち・心・体の本
絵本が伝えてくれることが多すぎて、カテゴリーの分類に悩むことがたびたびあります。
この絵本も、そんな本。

12月の最後に、小1クラスで読んだ本です。
おうちにいれちゃだめ!
ケヴィン・ルイス 作 ディヴィッド・エルコリーニ 絵 長友恵子 訳
フレーベル館

虫や動物が大好きな男の子、リヴィングストン。
ある日、虫を家に連れて帰ったら、「虫をおうちに入れちゃだめ!」とお母さんに怒られてしまいました。

すると次に、リヴィングストンは、小さなネズミを家に連れて帰りました。
お母さんは、やはり「おうちにネズミを入れちゃだめ!」と怒ります。

というわけで、次にリヴィングストンが目を付けたのは、豚でした。
…さて、どうなるのでしょうか??


リヴィングストンが次から次に連れてくる動物が、どんどんエスカレートしていく様子が面白い!

最後に何を連れてくるかは、読んでからのお楽しみ♪

子どもの好奇心は無限です。そして、その好奇心を大人がうまく育てることの大切さと難しさを感じます。
「笑える本」としても分類できそうなこの絵本。笑いながらも、子どもとの向き合い方を考えさせられます。
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『草と木で包む』(小3~小6に読んだ本)

2017年01月02日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
今日から塾は仕事始め。
寺子屋でした~。
大勢の生徒さんが勉強に励んでいました!

さてさて、明後日からの本格的な授業再開前に、12月分の読み聞かせ本のご紹介を終えてしまわねば…

12月第2週の小3クラス、小学生国語道場クラスではこちらの本を読みました。
草と木で包む (たくさんのふしぎ傑作集)
U.G.サトー 文と絵、後藤九・酒井道一 写真
福音館書店

私たちの祖先は、自然の中に見つけられる草や木を使って、食べるものを包む工夫をしてきました。
この本では、草木を使った様々な包み方が紹介されています。

熊笹の葉で水あめを包んだ、笹あめ。
卵を包むためのわらづと、「卵つと」。
わらの傑作、米俵。

他にも様々な包みが登場します。
どれも芸術的な美しさです。

京名物の「はもずし」が中に詰まった青竹を見たお子さんたちからは、「おいしそう~!」と歓声が。

本の最後には、日本の風呂敷も登場します。

現代社会には、工業的につくられた材料で包装されたものがあふれています。
そして、包み終わったものの多くは、ごみになってしまいます。

自然の包みや風呂敷との対比を考えることで、お子さんたちは環境問題についても意識を向けることができるのではないでしょうか。

まあ難しいことは考えずとも、本に載っている美しい伝統的な包み方の写真を見るだけでも、とても楽しめます♪
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