読み聞かせ日記@矢野学習教室(千葉県山武市)

矢野学習教室で読んだ本をご紹介。塾の日記も。

『桂かい枝の英語絵本 転失気』(小4・小6に読んだ本)

2017年07月06日 | 笑える本
現在、小4生は「ぞろぞろ」という落語のお話を学習しています。
そこで、6月第4週の小学生国語道場では、こちらの落語を読みました。
桂かい枝の英語落語 転失気
桂かい枝・文 マスリラ・絵
汐文社

こちらは英語落語の絵本で、英語と日本語が併記されていますが(むしろ、英語がメインなのですが…)、クラスでは日本語を読みました。

ある寺の和尚さんが、お医者さんに往診に来てもらいました。
診察の後、お医者さんが和尚さんに聞きました。
「転失気(てんしき)はございますか。」
「テ、テンシキ…?」
知ったかぶりをしてしまった和尚さん、「テ、テンシキはただいまはございません。」
「あ、さよか、ならばそのように薬を調合しますので、後ほど珍念さんに取りに来ていただきますよう、どうぞお大事に。」

さあ、焦った和尚さん、どうやったらテンシキの意味を知ることができるのか…。
そこで、小僧の珍念に、町へ行ってテンシキの意味を調べてくるように言うのですが…。

勘違いが勘違いを呼ぶ面白さ、そしてテンシキの本当の意味とは…?

お子さんたちも笑いながら聞いてくれました。


ちなみに、英語落語も、もちろんとっても面白く勉強になります。
あとがきに「アメリカ公演」での出来事が書かれているのですが、それもまた、ハプニングがたくさんあり面白い!
楽しそうに新しいことに挑戦している桂かい枝さん、人生を楽しむ達人のような方です。
きっとご苦労もたくさんあるのでしょうが、そんなことすら笑い話に変えてしまいそう。

英語落語を演じると、感情をこめて会話文を読まないといけないので、英語が上達するそうですよ!
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『うさぎじまのうさぎちゃん』(小2に読んだ本)

2017年07月06日 | 自然・宇宙・生き物・食べ物の本
6月第4週に小2国語クラスで読んだ本の2冊目は、こちら。
うさぎじまのうさぎちゃん
写真・福田幸広 文・ゆうきえつこ
小学館

舞台は、広島県にある「大久野島」。一周4.3㎞の小さな島に、約800匹のうさぎが暮らしているそうです。

この絵本は、「大久野島」で撮られた写真で構成されています。

主人公は、巣穴から初めて外の世界に出る赤ちゃんウサギです。

絵本の表紙を飾っている写真は、巣穴から初めて顔をぴょこんと出した赤ちゃんウサギ。
ウサギの子育ては、穴の奥で行われるので、島のレインジャーの人も見たことがない程珍しい場面だそうです。

写真家の福田幸広さんは、この写真を撮るために、朝から日が暮れるまで同じ場所に1週間座っていたとのこと!
「ひょっとすると巣穴かもしれない」という動物写真家の直感はすごい!!

かわいらしいウサギの写真だらけのこちらの絵本、子ウサギたちがぶつかって転んでしまう瞬間など、奇跡の一瞬をとらえたものもあり、見ごたえがあります。

ウサギ好きのお子さんは、終始「かわいい~!!」と大喜びで、聞いてくれました
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